ボリビア カミナンド記

花便りNo.7-1「ゴールデン・シャワー」改め「リュビア・デ・オロ」

27日にブッシュ通りのゴールデンシャワーの満開を報告したけど、英語の名前がついているのはなぜかという疑問が日記を書きながら沸いてきたのだった。


ゴールデン・シャワーは間違いではなかったのだ。英語ではそういうのだけど、この地では英語は通じない、スペイン語に置き換えるとリュビア(雨)・デ・オロ(黄金)となり、つまり「黄金の雨」。ほぼ、同じ意味だったのだ。シニアボランティアのHさん、かついだなんてごめんなさい。


ちなみに南米諸国はブラジルがポルトガル語、その他の国はボリビアも含めてすべてスペイン語が話されている。英語は世界共通語だから南米でも通じるかというと、まったく通じない。通じるのはホテルのフロントの怪しげな英語くらいである。もちろん、ほんの一握りのビジネスにかかわるボリビア人にとっては英語は重要な手段に違いない。
日本なら英語でちょっと道や時間を聞いても簡単な英語の答えが返ってくるだろうけど、ここでは英語の質問がまったく通じない。ワン、ツー、スリーすら知らない。
それは一般のボリビア人にとってスペイン語だけで生活が出来てしまう、生活が自国内完結してしまうからに他ならない。良くも悪くも一般のボリビア人は英語圏、特にアメリカとの交渉、接触を必要とする生活をしていないのである。しなくとも、自国のなかでの生活で事足りているとしている。若い人には外へ目を向けて自国がどうしたら繁栄していくかを考えてほしいものである。


そんなわけで、ここボリビアではリュビア・デ・オロといわなければ通じない。


今日の写真は近くで見るリュビア・デ・オロ。
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