今年の定禅寺SJFでのこと。我々が出演するステージは直前まで「高校生チャレンジステージ」ということで、仙台の選りすぐりの高校生バンドが出演してました。「いまどきの高校生はどんなもんじゃろうね」と思って見てたら、ストレートなロックをやるバンド、aikoのコピーバンド、福耳をやってたアコースティックユニット、2曲ともオリジナルだったバンド、などいろいろでした。どのバンドも女の子が目立ったので、今はどこもそんな感じなのでしょうか。まぁ男子高校生なんて汚いし臭いし、女子がいた方が華があることは確かです。(私は高校生の頃から美しかったですが)
そんな彼らが持ってるギターについては普通にレスポールが多かった気がしますが、ギブソンタイプのSGも目立ったような気がします。ロックやるにはあれはかっこいいですね。私も好きで一時持ってましたが、普通に持つとヘッドの重みでがズリズリと角度が変わってしまい、立ってやるには案外弾き低くて手放してしまいました。ストラップピンをちょっと6弦側に移動するとか、あるいはイーグルのように6弦側のホーンの裏側にピンを付けるとかはどうなんでしょうか? やってる人いるのかなぁ。
で、今回の注目はベース。全員女子というバンドもあればベーシストだけ女子というのもありました。女子のギタリストは目立たなかったけど、女子のベーシストは普通にあちこちにという感じ。それも持ってるのがムスタングベースだったり、Tuneタイプのベース(本物かもしれんが)、Warwickタイプのもの(本物かも…)、リスペクター4号が持ってるようなヤマハの5弦ベースタイプなど様々。そんな中、リスペクター8号が「あのベースってなに?」と聞いてくるので見てみたらびっくり。あろうことかアレンビックでした。多分本物ではないと思うのですが、コピーモデルってもそんなに出回ってないような気がしますが。不思議だなぁと。
そうやって個性的なベースが揃ってましたが、小柄な女子がムスタングベースを選択するってのはルックス的にありだなぁと思ったり。みんなおしゃれになったものです。とはいえ、普通にジャズベースとかプレシジョン持ってるバンドがなかったような気がするのもなんとなく寂しかったり。
ちなみに「いまどきの高校生はどんなもんじゃろうね」というのは、映画「丑三つの村」の「村一番の男はどんな味じゃろうね」という池波志乃モードです。「丑三つの村」っても、レンタルDVDでは見かけたことないしああいう映画はDVD出てないんだろうなと思って調べてみたら、なんと昨年発売されてました。私は公開当時ちゃんと映画館で見たのですが、もう一回見たいかというと…。しかし今は出ていてもこれがずっと発売され続けるかというとそれも疑問。やっぱり買わねばならんかなぁ。結構安いし。う~む。
と、高校生のベースの話から大きく脱線してしまいました。今の若い人は知りはれへんやろなぁ。