今日のひとネタ

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揺れる思い

2013年09月26日 | 日記・雑記・ただの戯言

 薬師丸ひろ子が私より1歳上でキョンキョンは1歳下(だったはず)。キョンキョンがデビューしたときが丁度大学に入学するあたりで、もうアイドルをいちいちチェックする気もなかったのでしょう。キョンキョンについては「ああ、なんかテレビ出てるねぇ。ヒットしてるねぇ。」というくらいで特に興味は持ちませんでした。まぁイヤでもテレビで曲は知ってたけど。

 薬師丸ひろ子の方は結構注目してて、「探偵物語」のあの髪型が好きで映画自体もすごく印象に残ってます。大学2年の夏休みは京都の貴船というところで40日間ほど休み無しという結構ハードなバイトをしてたのですが(当時働いてたのはこちらです)、「休みが欲しい」とブーブー言ってたらおかみさんが半日だけ休みをくれて、いそいろと河原町に出かけて映画を見たのでした。(お金貰ってメシまで毎日2食も食わせて貰ってたのに文句ばっか言って申し訳なかったですが…。)

 当時あちらは大スターですが「考えたら同年代だよなぁ」と思ったわけで、あの映画も歌も大好きでした。んで、なんか知らんけど「メインテーマ」は見てなくて「Wの悲劇」はまた映画館で見て感激して、「野蛮人のように」は完成記念イベントを見に神戸まで行ったりしました。

 このときは友達がハガキ出したら当選して一緒に連れてってもらったのですが、ワールド記念ホール(今もあるのでしょうか?)の物凄い広い会場で双眼鏡片手に見たものです。映画は予告編だけであとはトークショーとミニコンサートだったのですが、彼女の生歌を聞いたというと結構自慢になるかもしれません。そのとき聞いたのは「素敵な恋の忘れ方」とか「不思議よセラヴィ」「あなたをもっと知りたくて」とか。「セーラー服と機関銃」も歌ったかも。生バンドだったかカラオケだったのかも忘れましたが、コーラスのお姉さんが本人とすごく声が似ててやけに印象に残ってます。

 その後の彼女については映画を見る機会はなく、妙な人と結婚しちゃったり離婚したり、ちょこっとドラマに出ても見なかったり、近年は映画で見るとすっかりお母さん役になっちゃってたりで、ほとんど興味を失ってたのが正直なところ。

 それが「あまちゃん」で久しぶりにじっくり見たら「やっぱり綺麗だなぁ…」と思い、昨日の放送での歌声を聞いたらまたグッと来てしまいました。若い頃好きだった人で大人になってからまったく受け付けなくなるケースも多いのですが、やはり彼女は基本的に好きなタイプなのでした。

 「あまちゃん 歌のアルバム」では「潮騒のメモリー」がキョンキョンの方と潮騒のメモリーズヴァージョンと両方入ってて、上手いのはキョンキョンの方なのですが面白いのは後者なので「歌は上手ければいいってものではない」と思ってたのですが、昨日の放送で薬師丸さんの歌を聞いて「いや、歌はやっぱり上手い方が…」と思った次第です。

 ということで、他の人にとってはどーでもいいようなところで微妙に気持ちが揺れております。それにしても、あまちゃんは残すところあと2回…。うむむ…。