ファミリー劇場でのウルトラマンシリーズが、新年からウルトラマンAになりました。欠かさず見ているわけではありませんが、子供の頃に人気だったものがどんな感じだったか確認したいと思いまして。
去年からウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンを見たわけですが、今回ウルトラマンAの初回を見て愕然。「あんな無理矢理な話だっけ?」ということで。
まず初回の舞台は広島。工業地帯に怪獣が出現。子供達の施設にパンを届けようとした男が怪獣に車を破壊されパンも黒こげに。それで怒って、道端に乗り捨ててあった車で怪獣に体当たりして昇天。巻き添えで近くにいたナースも事故死。そこになぜかウルトラマンAが出てきて二人にエネルギーを与えるとかいう話。
そもそも広島なら怪獣に向かって「おどれはワシがぶち殺しちゃるきに!」と言っていかねばならんでしょう。それがなぜか標準語の広島男とあんまり可愛くないナース(失礼…)が、生き返った途端になんの脈絡もなく超獣攻撃隊TACに入隊するため東京へ出て行くというのは、あまりにも無茶というか必然性がないというか話が繋がらないというか。
実は初回放送のあと、再放送を見るのは初めて。当時私は小学校3年生。それくらいだと、あまり疑問を感じなかったのでしょうか。いくら子供向けとはいえ、脚本家はしっかりしいや…と思ったら初回は市川森一先生なんですね。ふ~む。
あとは、TACの隊長の瑳川哲朗さんの腹が妙に出ているのも気になったのでした。結構ピッタリした制服ですしね。まぁあの辺が愛らしいと思う女性ファンも多いのかもしれませんが(?)。
とにかくこんな無茶な話は毎回見ねばならんと思いました。ボヤキのネタに自ら飛び込んで行くようなものですか。