こちらはいわゆるハンディレコーダー。ボイスレコーダーとかICレコーダーと同義ですが、私の主な用途はバンド練習の録音。
これまでは同じくZOOMのH2というのを使ってて、調べたら16年くらい使ってました。これは使い勝手と音質を兼ね備えた名機で、最初に買ったのが電源が入らなくなったので新たに中古で入手し現在2代目という愛用ぶり。
何年か前にライブハウスに出た際、対バンの人で同じくH2を持ってた人が二人もいました。三人で手に持って記念撮影したくらいなので人気機種だったのでしょう。
何しろ壊れた時点で10年以上使ってたのでもう新品では買えず、後継機種のH2nというのがあったのですが、結構高かったし新たに操作を覚えるのも自信が無かったので中古で買えるうちに買っとこうと。
しかし、その中古で買った奴も内蔵マイクの一つがダメになったようで、録音に支障が出るようになりました。で、思い切って買い替えることにして、今回のチョイスがこのH1essential。これまでのH2と並べてみるとこんな感じ。結構スリムです。
ZOOMの公式サイトではずっと欠品になってたのが、ようやく入荷したのでポチッと。こちらのサイトで見ると、そのH2nより随分安いです。もしや機能も簡潔なものなのでしょうか。ただ、サイトでは「32bitフロート対応、XYステレオマイク搭載ハンディレコーダー」となってます。とはいえ、32bitフロート対応というのは意味がわかってません。
バンドの練習を録音するには、録音機能のあるMP3プレーヤーで試したことがあったのですが、何しろドラムがすぐ近くで鳴ってる環境だと音割れして到底無理。H2はマイク感度が3段階あって、しかも録音レベルも細かく調整できたのでそこは問題なしでした。
今回のはそういう調整ができないというか必要ないということですが、実際練習に持っていくとどんな感じになるか今度試してみます。いくつか初期設定だけすれば録音レベルも調整しなくていいし、操作は案外簡単。これが現場で使えるものならお買い得ですし。
持ち歩くのがH1essentialになれば、H2は自宅でのラジオ録音用だけになるのでそれはそれで便利かなあとか。まあラジオ録音は色々手段があるのでここまでしなくてもいいのですが、オーディオインターフェイスとレコーダーを接続しておけば録音レベルとモニターのレベルを別々に設定できるので便利という話はまた別の機会に。
そういえば、バンドの練習の録音というと普通にiPhoneで録ったメンバーもいて、それもちゃんとした音だったので、そういう人からすると「何を今さら言うてるの?」という感じかもしれません。まあ私はアンドロイドだし一般男性だし(?)。