天馬空を行く

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レギュラーを性格的に勝ち取れない息子の話

2017年11月13日 | 長男のこと☆

先週末の息子の部活の遠征で2年生の子が一人病欠で休むと連絡が入った。

 

車で駅まで送っていくときに、

今日、オレ出れるかも」とポツリと息子が言った。

 

バレー部の2年生6人。

本来であれば、2年生の息子はレギュラーなんだけど、声出しが出来ない息子は常にベンチ

顧問の先生はバレーの技術に関係なく、声出しが出来る子を試合で使う。

だから息子は常にベンチ

1年生の元気な子がレギュラーになる。


この日、息子はもしかしたら試合に出れるかもと期待して家を出て行った。

でも残念なことにやっぱりベンチ


病欠で2年がいないとわかると、1年生の子が顧問に自ら『出させてほしい』と申し出た。

顧問はそのままOKして、交代は一切なかった。


ここからは単なる親の愚痴


スタメンで使う選手を決めるのは子供たちが決めるのではなく、監督の専権事項


自分も少年サッカーのコーチをしていたことがあるからわかる。

子供たちがいくら試合に出たいと言っても、それをそのまま取り入れることはしない。

プロでもそう。

監督やコーチは戦略を持っているから、スタメンの決定はその戦略に合わせて決める。


たまたま子供たちの意見が監督の考えと一致したのなら仕方ない

でも息子の顧問はそうではない。

あくまで声出しが出来る子を使う

 

なら声を出せばいいんでしょ!って思うけど、寡黙な息子にはそれができない。

何よりも、人よりそれが苦手。

 

おそらく顧問の言いたい子供たちの自主性を重んじ、協調性を大事にしようとするのはわかる。

選手自ら考え、仲間とそれを共有し、試合で生かせるようにする。

それはとっても大事

そこが息子に欠けているのは親としてもよくわかってる。


だけど顧問が見るのはそこしかない

だから傍から見ていてこの顧問は何の戦略も見られない。

試合で勝つためのビジョンが全く見えてこない。

 

中学生ともなれば、単に試合を楽しめればいいと云うものではない。

勝つためにはどうすればいいか。

子供たち自身で考えて出来るのなら顧問なんて要らないし、監督も要らない。


監督としての戦略がこうだから、スタメンで使う選手はこうだってことを説明しないと、選手たち(子供たち)にはストレスが溜まる一方でしかない。


かつて自分がコーチをしていたチームの代表は、やたら県のサッカー協会にこだわった。チームや子供たちをほったらかしにして、サッカー協会を第一に考えた。


県主催の試合にエントリーし、協会のイベントには顔を出し、子供たちにサッカーを教えることよりも、コネ作りに精を出していた。

教えるより、あくまでチームの運営コーディネーターとして君臨した。

そしてそんな代表に嫌気がさし、親たちや周りのコーチたちもどんどんチームを離れていった。


何となく県のバレー協会に顔が利く息子の顧問もそんな感じだ。


良き師に会えるのは運。

息子は不運な師に出会ってしまった。


。。。と、単なるレギュラーになれない子の親の愚痴でした。



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2 コメント

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ちーママさん (ボンジュー)
2017-11-14 08:22:42
中学生以上になれば、試合に出れるのは、実力主義だと思っています
下剋上もありだと思っています。

だから監督は試合に出て”使える子”を選別して出す。

それで子供たちも試合に出たいのなら、練習を頑張る!
その成果が試合に繋がるものだと思っています。
(小学生はまた別ですが。)

が、この顧問はそうではない。
そこが気に入りません

この顧問は体育の先生。でも先生には向いていないと思います。

温かいコメント、ありがとうございました
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長男くんを出してあげたい (ちーママ)
2017-11-13 16:55:08
顧問~辞めなさいよ。
技術だけでなく、監督の裁量なしだと思います。
そんなやつが決定権持ってるなんて!
ちーママが監督だったら、1年生がいくら名乗りをあげても、まず2年生の子に声を掛ける。どうする?って。
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