先週末の息子の部活の遠征で2年生の子が一人病欠で休むと連絡が入った。
車で駅まで送っていくときに、
「今日、オレ出れるかも」とポツリと息子が言った。
バレー部の2年生6人。
本来であれば、2年生の息子はレギュラーなんだけど、声出しが出来ない息子は常にベンチ
顧問の先生はバレーの技術に関係なく、声出しが出来る子を試合で使う。
だから息子は常にベンチ
1年生の元気な子がレギュラーになる。
この日、息子はもしかしたら試合に出れるかもと期待して家を出て行った。
でも残念なことにやっぱりベンチ
病欠で2年がいないとわかると、1年生の子が顧問に自ら『出させてほしい』と申し出た。
顧問はそのままOKして、交代は一切なかった。
ここからは単なる親の愚痴
スタメンで使う選手を決めるのは子供たちが決めるのではなく、監督の専権事項。
自分も少年サッカーのコーチをしていたことがあるからわかる。
子供たちがいくら試合に出たいと言っても、それをそのまま取り入れることはしない。
プロでもそう。
監督やコーチは戦略を持っているから、スタメンの決定はその戦略に合わせて決める。
たまたま子供たちの意見が監督の考えと一致したのなら仕方ない
でも息子の顧問はそうではない。
あくまで声出しが出来る子を使う。
なら声を出せばいいんでしょ!って思うけど、寡黙な息子にはそれができない。
何よりも、人よりそれが苦手。
おそらく顧問の言いたい子供たちの自主性を重んじ、協調性を大事にしようとするのはわかる。
選手自ら考え、仲間とそれを共有し、試合で生かせるようにする。
それはとっても大事
そこが息子に欠けているのは親としてもよくわかってる。
だけど顧問が見るのはそこしかない
だから傍から見ていてこの顧問は何の戦略も見られない。
試合で勝つためのビジョンが全く見えてこない。
中学生ともなれば、単に試合を楽しめればいいと云うものではない。
勝つためにはどうすればいいか。
子供たち自身で考えて出来るのなら顧問なんて要らないし、監督も要らない。
監督としての戦略がこうだから、スタメンで使う選手はこうだってことを説明しないと、選手たち(子供たち)にはストレスが溜まる一方でしかない。
かつて自分がコーチをしていたチームの代表は、やたら県のサッカー協会にこだわった。チームや子供たちをほったらかしにして、サッカー協会を第一に考えた。
県主催の試合にエントリーし、協会のイベントには顔を出し、子供たちにサッカーを教えることよりも、コネ作りに精を出していた。
教えるより、あくまでチームの運営コーディネーターとして君臨した。
そしてそんな代表に嫌気がさし、親たちや周りのコーチたちもどんどんチームを離れていった。
何となく県のバレー協会に顔が利く息子の顧問もそんな感じだ。
良き師に会えるのは運。
息子は不運な師に出会ってしまった。
。。。と、単なるレギュラーになれない子の親の愚痴でした。
技術だけでなく、監督の裁量なしだと思います。
そんなやつが決定権持ってるなんて!
ちーママが監督だったら、1年生がいくら名乗りをあげても、まず2年生の子に声を掛ける。どうする?って。
下剋上もありだと思っています。
だから監督は試合に出て”使える子”を選別して出す。
それで子供たちも試合に出たいのなら、練習を頑張る!
その成果が試合に繋がるものだと思っています。
(小学生はまた別ですが。)
が、この顧問はそうではない。
そこが気に入りません
この顧問は体育の先生。でも先生には向いていないと思います。
温かいコメント、ありがとうございました