ロシア語は10年以上前、いや子供が生まれる前だから、もっと前の20年近く前に放送大学の単位を取ったことがある。
それから全くの疎遠で、とにかくロシア語は超難しいと思いしかなく、二度とやらないと決めていた。
先日たまたまロシア映画を観た。
それを観ながら、もう20年近くも前に覚えた単語の記憶が少しずつ蘇ってきた。
そしてやっぱりロシア語は音がキレイだなと思った。
で、何気なくロシア語の文法書を見直してみて、ビックリ。
ロシア語って冠詞がない!
え、そうだったけ?!
スペイン語もイタリア語もフランス語もドイツ語も、みんな定冠詞、不定冠詞はある。
英語でさえある。
しかも英語以外の冠詞は、名詞の性、数によって形が違ってくる。
冠詞のない日本語を母国語とする日本人には、これほど理解し難いものはない。
難易度ナンバーワンのロシア語に冠詞がないって意外だった。
本当に放送大学で単位取ったのかって疑われるけど😓
更に驚いたのはロシア語の過去の時制。
え、たった2種類!
英語と一緒で過去形と完了形のみ。
スペイン語やフランス語なんて、9個とか、10個とか(直接法のみ)ある。
しかも動詞の異常な活用で過去形を表すのに対して、ロシア語の過去の動詞の活用はたった4つ。
それも人称ではなく、性(男性、中性、女性系)と複数のみ。
英語の仮定法にあたる接続法も他のヨーロッパの言語と比較して、ロシア語はとてもシンプル。
文字こそキリル文字で読みにくい、書きにくい、と難易度高そうだけど、実際覚えるとそうでもない。
とここまでロシア語の良い面(学習者にとって優しいところ)を列挙したけど、悪い面(学習者を悩ませる優しくないところ)がロシア語の曲者。
ロシア語の最大の難関、名詞の格変化(が、の、に、を)。
ドイツ語の場合(4つ)、名詞の前に冠詞を置いて表現する。
例えば、
den Vater(父に)denが日本語の”に”にあたる。
dem Vater(父を)demが日本語の"を”にあたる。
というような塩梅。
これがロシア語(6つ)になると、名詞の語尾が変化していく。
例えば、
отцу(父に)
отец(父を)
父という単語、oтецの語尾が変化していく。
最悪なことに、この格変化が男性、中性、女性、複数で4種類あり、それを覚えないといけない。
他にもロシア語には、アクセントの移動や、動詞の人称変化がある。
動詞の人称変化はヨーロッパの言語のほどんどがあるので、ロシア語だけに限って難しいと言う訳ではないけれど。
ロシア語の場合、要は格変化を覚えられるか、どうかがカギになる。
それでもフィンランド語の格14個格に比べればまだマシなのかなって思う。
結局、言語の難易度は、どこに視点を置くかで随分と変わってくる。
どこかで難しくても、どこかは易しい。
あとは自分のやる気次第。
図書館で借りた本をスキャンして印刷した『ニューエクスプレス➕ロシア語』と『キクタンロシア語入門編』
メキシコの方と一緒に働いて、スペイン語を話すチャンスがあるなんて、とてもうらやましいです。
僕はスペイン語を話せる方にこれまでまだ出会ったことがありません。
やっぱり話せるようになるには、直接母国語の方と話さないと、なかなか進歩しませんよね。どの言語もそうですが。
僕も無料のアプリは活用したり、YouTubeでスペイン語の発音を聞いたり、映画をひたすら観て、どんなものかを模索中です。
ペネロペ・クルスの映画に最近は夢中です(笑)
スペイン語って早口って印象があったのですが、意外にそれでも聞き取りやすいってのが分かって、勉強を始めました。
息子、サッカーいつも頑張っていますね!
うちの息子たちもずっとサッカーだったので応援しています!
コメントありがとうございました♪