トニー賞っていうのは演劇&ミュージカルにおけるアカデミー賞と思ってもらえればよい。とは言ってもここにノミネートされている作品はブロードウェイで上演されているヤツなので1つも知らないんだよね。これがアカデミー賞との決定的な違い。
でもアカデミー賞とトニー賞の授賞式のどちらが面白いかって言えば、断然トニー賞なんだよ。と言うのも、トニー賞では合間にノミネート作品のハイライトを上演してくれるんだけど、コレがまた面白いのなんのってさ。
今回の授賞式で個人的に一番好きだったのが、プレゼンターとして登場したヒュー・ジャックマンと司会のニール・パトリック・ハリスとの掛け合い。ヒュー・ジャックマンはトニー賞の司会もアカデミー賞の司会も経験していて、さらにトニー賞の受賞歴もあるんだよね。それを鼻にかけて嫌みったらしくニール・パトリック・ハリスに突っかかるんだけど、そこからはお馴染みの口論→ミュージカルの流れ。ヒュー・ジャックマンがブロードウェイに出てるなんて知らなかったから、これは相当驚いたよ。
最近見た『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』が最高の出来で、オレの中のヒュー・ジャックマン評もうなぎのぼりなのに(まぁ、ちょこっとしか出てないんだけど)、コイツを観てさらに好きになってしまったよ。敬遠していた『オーストラリア』も観てみようかね。
そんなわけでトニー賞の授賞式はホントに面白いから、再放送があればそれを、無ければ来年は見逃さずに是非観て欲しいって話(´∀`)
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