さよならteacup

映画好き必見の動画配信サービス”Hulu”

今年は劇場で映画を割合が多いのだが、最近はちょいと事情が変わってきている。と言うのも、非常に良いWebサービスを見つけたからだ。それが今回紹介する動画配信サービスHuluだ。



Huluと書いてフールーと呼ぶのが正解だ。このHuluは2008年にアメリカで始まり、日本では去年の8月からサービス開始している。ハリウッド映画や人気海外ドラマを月額980円で楽しめるというサービスだ。まぁ、有名どころで言うとGyaO!に似ているかね。あちらは基本無料でHuluは有料だけれどね。

しかし決定的な違いはサイトのレイアウト・見やすさにある。Huluには一切の広告がないので画面が非常にスッキリしている。それに比べてGyaO!はクソだね。そう……本当にクソだね。

レイアウトも重要だが、一番肝心なのは動画のラインナップだ。サイトの説明には「ハリウッド映画や人気海外ドラマを~」とあるが、当然最新のものではない。新しくてもせいぜい2010年くらいだ。これに関しては月額980円という値段を考えれば仕方ないだろう。ただ、このラインナップが映画好きには見逃せないんだよね。

映画の配信数は980本と決して多いとは言えないが、良質な作品が揃っている。「スターウォーズ」のようなメガヒット作がない代わりに、「スター・シップ・トゥルーパーズ」「ビッグ・フィッシュ」「モンスター」「ディナー・ラッシュ」などの映画好きのツボを抑えた作品を突いてくる。新しいところでいうと「英国王のスピーチ」なんかもある。

加えて邦画もなかなか充実していて、角川・松竹・東映・日活などと提携している。そのおかげで「羅生門」「東京物語」「座頭市物語」などの巨匠・名優たちの作品を観ることができる。個人的には「鎌田行進曲」「キネマの天地」があるのは嬉しいね。

海外ドラマの充実ぶりも見逃せない。「プリズン・ブレイク」「LOST」「デスパレートな妻たち」「アグリー・ベティ」「HEROES」「CSI」「セックス・アンド・ザ・シティ」等々、聞いた事のある作品がズラリと並んでいる。さらに「刑事コロンボ」「フルハウス」なんていう往年の作品まで揃っている。惜しむべきは権利の都合上で全シリーズ揃っていない作品があることと、吹き替えが少ないということだ。吹き替えに関してはこれから増やしていくというアナウンスがあるので期待することにしよう。

これだけ充実の内容が月額980円で楽しめるってんだからたまらない。さらに言うと、Huluはマルチデバイス対応なので、PCはもちろんのこと、1アカウントでiPhoneAndroid、PlayStation3、Xbox 360、Wiiなどでも楽しむことが出来る。しかもクラウドを通じてのレジューム機能を搭載しているので、PCで途中まで観た動画をiPhoneで続きから再生なんてのも出来る。いやー、本当に素晴らしい時代だよ。

気になる画質は低・中・高・HDの4種類から選べる。当然画質の高低に比例してPCのスペックが要求される。ちなみにオレのPCでは低でようやくといったところだ。それでもフルスクリーンにするとカクつく。10年前のシングルコアでは仕方ないよね。

・PC(HD画質)


・PC(低画質)


・iPhone5


PCのフルスクリーンで観られないのは残念だが、iPhone・Androidでも観られるってのはかなりのアドバンテージだ。定額だから、今まで気になっていたけど借りて観るほどでもないっていう作品を気軽に観られるのは良いね。

そんなわけで、このHuluはマジでオススメなので、興味のある人はまず2週間のお試し期間に登録してみてはどうだろうって話(´∀`)

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