事の発端は靴を見に大須にあるコメ兵に行った日曜日。ここにはEdward Green、John Lobb、Berlutiといった静岡では中々お目にかかれない高級紳士靴が中古で販売されている。状態も値段もまちまちだが、サイズが合えばかなりお買い得の商品だ。
この日も何か掘り出し物がないかと見に行ったのだが、あいにくオレの琴線に触れる靴は無かった。その代わりと言うわけではないが、ショーケースに入ったサングラスに目を奪われた。PersolやTOM FORDが並ぶ中、オレの視線はRay-Banに。
Wayfarerは3本あり、どれも現行のRB2140だが3本ともサイズが違う。しかもかなりお買い得な値段設定なので試しにかけてみることにした。
周りを見渡して近くにいる店員さんを呼ぼうとしたのだが、この顔どこかで見たことがある。ネイビージャケットに原色に近いイエローのタイ。整髪剤でキッチリと整えられた髪型にウェリントン・タイプの黒縁メガネ……そう、彼の名はバディ・ホリー。
あまりのバディぶりに驚いたが、気を取り直してWayfarerを試させてもらうことに。
サイズ違いの3本をそれぞれかけながら、彼女と「あぶない刑事みたいだな」なんて言いながら、これはタカだ、いやユージだろと話をしていたのだが、ふと横から「うーん、それはユージ……いやタカですね」とまさかのバディ・ホリー参戦。
さらにバディは「最近は80'sがリバイバルブームなのでそのタイプは人気がありますよ」と説明してくれた。いやいや、80'sがリバイバルって……おまえ50'sじゃん!!
そんな感じで非常に気さくな店員さんで接客も気持ちが良かったので購入。安いだけならネットで探せばいくらでもあるけれど、やはり実店舗でこうやって気持ちよく買い物するのは良いね。
Ray-Banには全然詳しくないのだが、自分が購入した型番を見るとRB2140A 901 50□22 3Nと書いてある。RB2140AのAはアジアンフィットの意味で、鼻パッドの部分が大きく鼻の低いアジア人向けの商品らしい。3本のうちでこれが一番かけた感じが良かったっていうのにはやはりワケがあるんだね。
そんなわけでついに念願のRay-Banを購入したわけだ。こいつをかけてオレも憧れの映画スターに近づいてやるぜって話(´∀`)
Ray-Ban(レイバン) |