高塩分カレー

今日は久しぶりに蕎麦が食べたくなり、ペガサートの地下にある蕎麦屋に行ったら蕎麦屋がつぶれて「橡面坊」っていう名のカレーうどん屋に替わっていた。食券制度や内装はそのままなので系列店なのかもしれないが、カレーうどんにピンポイントってのはまた思い切ったね。

まぁ、カレーが好きだしカレーうどんでも良いかなと思いメニューを見たら、なんとカレーがあるじゃないの！野菜カレーのみでお値段は強気の840円！！野菜カレーでこの値段はかなりハードルが高くなっちゃうけど良いの？

食券を購入すると同時に厨房にオーダーが入る仕組みになっている。このあたりも前の蕎麦屋と一緒。こういった店はスピード命かと思いきや、結構待たされる。これまたハードルが上がっちゃうよ。



出てきたカレーは具だくさんでチャーシューまで乗っている。見た目は悪くない……どころか美味しそうだ。しかし、写真を見てもらえれば分かると思うが、極端にルウが少ない。

肝心の味だが、予想通りカレーうどんに入っているタイプの出汁入りのルウだ。それは当然構わないのだが、とにかくしょっぱい！！異常に味が濃いんだよね。もしかしてこの味の濃さを見越してのルウとライスのバランスなのか？

あと色のアクセントになっているトマトも、トマトピューレをそのまま入れただけというもの。全然味がルウに馴染まない。ちなみに煮卵や他の野菜は悪くなかった。

そして存在感たっぷりのチャーシューだが、味は悪くないのだがこれまたしょっぱい！！野菜カレーというからてっきりヘルシー志向かと思いきや、塩分高すぎだよ！！まぁ、おかげで少量のルウでもライスを食べきる事が出来たけどね……

とりあえず上記の感想を読んでもらえれば分かる通り、味云々の前に濃すぎるんだよね。「カレーうどんだけじゃメニューの幅が少ないから、そのままルウに使ってカレーにしようぜ」という安易な考えが見え隠れして困る。塩分を抑えればもっと美味しくなる可能性を秘めてはいるが、そうなる事はないだろうし、オレも2度と食べる事はないだろう。

店側としてはメインはカレーうどんだから野菜カレーで評価されてもと思うかも知れないが、カレーと名の付く以上もっとしっかりしたものを出してもらいたい。具だくさんなのは認めるが、この味で840円取っちゃ駄目だよ。もう10円出したら「紀尾井」で静岡一の欧風カレーが食べられちゃうんだぜ。

そんなわけで大失敗だった今回の「橡面坊」だったが、それでも食べたいという勇者がいれば、近くにお立ち寄りの際は是非とも味わってみて欲しいって話（・∀・）

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