さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

中華デジタルアンプに興味あり

2013-11-11 21:12:00 | デジタル
オーディオアンプが壊れた。まぁ、正確には完全に壊れたわけではないのだが、日によって状態がマチマチで精神衛生上良くない。しかもコイツにはPC、HDDレコーダー、PS3、VHSと4つの機器を繋いであるので、胃がキリキリする。さらにはDAC替わりにPCに噛ましているTONEPORT UX1の調子も悪いときてる。音楽は全てPCから流しているので、これまたストレスが増大する日々だ。

このままじゃいかんと言うことで、アンプを買い換えようと思う。ちなみに現在使用しているのはSONYTA-F333ESG。1989年発売で当時定価79,800円したミドルクラスのプリメインアンプだ。20年以上前の年代物だが、元々兄が所有していたものを譲り受けた。

コイツ自身の性能に不満はないので、直して使うっていう手も考えたのだが、何よりも21.2kgというスーパーヘビー級の重さに辟易している。

そこで買い換える際にはなるべく軽いヤツが良いなと調べていると、デジタルアンプという商品に出会う。中華製のものが主流で、コンパクト&安いのが売りだ。その安さはTA-F333ESGの1/20程で購入できるほどで、重量に至ってはTA-F333ESGの実に1/40ってんだから驚きだ。

さて、安いのは良いとして肝心の音はどうなんだ?というのが一番知りたいところ。こればかりは自分で体験してみないと判断しかねるが、あるオーディオ雑誌で音だけを聞いて善し悪しを判断するというブラインドテストをやったところ、1万円以下のデジタルアンプが300万越えのハイエンド・アナログ・アンプよりも評価が高かったという話があるとだけ言っておこう。

前々から思っていたのだが、音は映像に比べて善し悪しを論じにくい面があるよね。善し悪しと言うよりも主観による好き嫌いだよね。それは映像よりも音の方が再生環境の違いが大きいからだろう。いや、音に関してはコレっていう決定打がないからこそ再生環境が多彩になるのだろうか?

例えばテレビなら1920×1080のフルハイビジョンを買えば、まぁどのメーカーの物を買おうが騒ぎ立てるほどの違いは無い。だから値段だってオーディオに比べて馬鹿みたいに差があるわけでもない。

ここが音の難しいところで、オーディオマニアになるとウン百万の金をかけて再生環境を整えるのが当たり前だったりする。ケーブル1本何十万という世界だ。主観が幅をきかせるオーディオの世界ならではだね。ところがデジタルアンプなんてお手軽で高音質な商品を出されたら今までオーディオにかけていた金はなんだったのか……

コンパクト&お手軽な雰囲気のデジタルアンプに高級感を持たせるのは難しく、高値に設定できないとあっては高級オーディオメーカーは本腰を入れるわけもなく、結果中華製のデジタルアンプが巷に普及する。贔屓目にみても普及しているとは言い難いデジタルアンプ市場の裏にはこんな思惑があるのではないかと勘ぐってしまうほどだ。

そもそもCDが台頭してきてレコードが駆逐された時も同じような状況ではなかったのだろうか?CDなんてデジタル音が良いわけがないという人が多くいたというじゃないの。まぁ、いまだに「レコードの方が良い音するよね」なんていうサブカルかぶれの女がいたりするが、そういうヤツに限って音聴箱みたいな一体型プレーヤーで糞みたいな音楽聴いてるんだろうよ。

おっと、話が脱線して余計な悪態までついちまったぜ。別にオレはレコードの方が音が悪いとかそういうことを言いたいのではなく、アナログだろうがデジタルだろうが良いものは良いと言いたいだけだ。それにデジタルアンプって言ったって上記に挙げた中華デジタルアンプはフルデジタルアンプではないし、そもそもスピーカーに繋ぐ段階でアナログだからね。

まぁ、そんなわけで近いうちに中華デジタルアンプを購入しようかと思う。と言っても、調べてみるとそれなりに種類があるのでどれにするか迷うところだ。果たして本当に巷で言われているような音が手に入るのか……うーん、楽しみだってばよ(´∀`)


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