このところiPhone熱も一段落といったところだったのだが、iDicの登場でそうも言ってられなくなった。
こいつはパソコンで使用する電子辞書のEPWING形式のファイルを閲覧する事が出来る優れものだ。簡単に言うとパソコンで使用している辞書をiPhoneでそのまま使えるようになるってこと。
そこで思い出したのが、以前705NKに入れようとして購入した広辞苑第4版 EPWING版だ。もしかしたらコイツをそのままiPhoneで使えるようになるんじゃないか?
そう考えたら即行動と言うわけで、600円を払いiDicを購入。
手順は簡単でまずDiskAidをパソコンにインストールする。コイツはiTunesを介さずにiPhoneのフォルダにアクセス出来る代物だ。
そして覗いた先にあるPhotosの下にiDicというフォルダを作成する。次にその中にEPWING版広辞苑の中にあるKOUJIENとCATALOGSを放り込む。そうすると……

見事に広辞苑をiPhoneで認識する事に成功!!
最初はCTALOGSを入れる事が分らずにずっと試行錯誤していた。電子辞書では当たり前の事なのか、どこのサイトでも特に触れてないので全然分らなかった。まぁ、それだけに出来た時の喜びは格別だけどね。
他にも各種EPWING形式の辞書を入れる事が出来て、さらに検索結果を複数の辞書で同時に表示してくれるというから驚きだ。
オークションなどで辞書のCD-ROMが安く売られているので買いだなコレは。
しかしApp Storeで何千円もする辞書が売られている中、こういったアプリが発売されると辞書単体で販売している人らは困るだろうに。そもそもiDicに辞書を入れる手順からしてApple以外のフリーソフトを使わなければならないあたりにも疑問を感じる。
以前iPhoneをモデム化してしまうトンデモアプリが発売されてすぐに販売中止になった経緯を考えるとこのアプリも怪しいなぁ……Appleの審査基準ってのが不透明と言われるのはこのあたりだろうね。
とは言え広辞苑がiPhoneで使えるようになるとは……コイツは本当に電子辞書を手放すときが来たんじゃないかって話ヽ(*´Д`)ノ
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