さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

唯一無二のアメコミ作品"ウォッチメン"

2010-03-03 00:46:00 | 映画・演劇・TV
2週間ほど前にDVDレコーダーが故障して以来、テレビを観る事をやめた。その代わりにこのところはDVDで映画を観るのが習慣となっている。

現在テレビに繋ぐ事の出来るDVD再生機器がDVDレコーダーしかないので、DVDを観る際にはPC+プロジェクターの組み合わせで観る事にしている。何とも贅沢だなぁ。

そこで今回紹介する映画はアラン・ムーア原作のアメコミ作品「ウォッチメン」だ。

最初は何気なく借りたのが始まり。パッケージはなんだか古くさく、お世辞にも面白そうとは思わなかった。

しかしながら物語の冒頭、かつてのヒーローコメディアンことエドワード・ブレイクが謎の侵入者と対峙するシーン……格闘の末に侵入者に高層マンションの窓から放り投げられるコメディアン……スローモーションで映し出される映像のバックで流れるナット・キング・コール……このシーンを観ただけでもう十分。これで惹き付けられないのなら無理して観ることはないだろう。何しろ本編160分もあるからね。

アメコミにありがちな、いわゆる勧善懲悪の世界観ではないのが特徴。ラストも秀逸で、よく出来た話だと思っていたらそれも当然。なんとこの「ウォッチメン」はSF界での最高峰のヒューゴー賞コミックで唯一受賞した作品なのだ。

そんなスゴいアメコミがあるのかと驚き、次の瞬間にはamazonで同作品を1クリック購入していた。

映画も面白いがコミックも当然面白い。ただコミックは値段が張るし人を選ぶので、まずは気軽に映画をレンタルして観るのが良いだろう。

ちなみにこの「ウォッチメン」のアラン・ムーア原作の映画がもう一つある。「V フォー・ヴェンデッタ」がそれだ。こちらも「ウォッチメン」に負けず劣らず面白い。もしかしたらそれ以上かも知れない。「ウォッチメン」同様、勧善懲悪に縛られない世界観が魅力だが、若干閉塞感がある。このあたりは好みだから両方観てくれることを期待する。

「ヘル・ボーイ」以外のアメコミ映画はクソだと思っていたが、いやはや……自分の無知を思い知らされるね。これからはなるべく食わず嫌いをせずに幅広く映画を観る事にしようって話(・∀・)

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