今日も寒そうですね。
これから 仕事始めです。
さて 「川瀬巴水木版画集」を読みました。
川瀬巴水(はすい)は、大正、昭和に活躍した浮世絵師、版画家である。
旅好きとして知られる巴水は、各地の様々な風景を切り取って版画にしている。
巴水の版画を見て感じることは、白や黒でさえ
色とは一色ではないということだ。
いろいろな黒、いろいろな白が存在する。
版画という極めてディフォルメされた世界で、巴水はそれを見事に表現している。
どれもいいが、際立っているように感じるのは
雨降る景色と雪景色である。
雨降るさまも、雪降るさまも、一様ではない。
その瞬間を見事に切り取っている。
私は学生時代を雪国で過ごした。
巴水も塩原にある叔母の家で過ごすことが多かったらしい。
だから雪の表情をよく理解している。
巴水の版画を見ると、あのただ、ただ容赦なく降り積もる静謐な雪の世界を想いだす。
中でも、「雪の金閣寺」は圧巻である。
だって 金閣寺が金色じゃないのです!
日本の叙情を感じる版画の数々。
風景の一瞬を切り取る魔術師!
文句なしにお勧めです。
いがぐりおは 版画って作ったことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
これから 仕事始めです。
さて 「川瀬巴水木版画集」を読みました。
![]() | 川瀬巴水木版画集 |
川瀬 巴水 | |
阿部出版 |
川瀬巴水(はすい)は、大正、昭和に活躍した浮世絵師、版画家である。
旅好きとして知られる巴水は、各地の様々な風景を切り取って版画にしている。
巴水の版画を見て感じることは、白や黒でさえ
色とは一色ではないということだ。
いろいろな黒、いろいろな白が存在する。
版画という極めてディフォルメされた世界で、巴水はそれを見事に表現している。
どれもいいが、際立っているように感じるのは
雨降る景色と雪景色である。
雨降るさまも、雪降るさまも、一様ではない。
その瞬間を見事に切り取っている。
私は学生時代を雪国で過ごした。
巴水も塩原にある叔母の家で過ごすことが多かったらしい。
だから雪の表情をよく理解している。
巴水の版画を見ると、あのただ、ただ容赦なく降り積もる静謐な雪の世界を想いだす。
中でも、「雪の金閣寺」は圧巻である。
だって 金閣寺が金色じゃないのです!
日本の叙情を感じる版画の数々。
風景の一瞬を切り取る魔術師!
文句なしにお勧めです。
いがぐりおは 版画って作ったことある?
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