やってみたい好奇心は衰えず

すぐに忘れるので書けるだけ書くことにした。

親鳥の無知がヒナの。。

2014年07月09日 | 日記

駐車場のネズミモチの木は2年前に主たる幹を切って、背が抑えられたと思っていたら、それからもどんどん大きくなってしまい、今年こそは他の伸びている木も切らねばと思っていた。 
よく見ると、蟻が大量に登っている幹があり、上の方に鳥の巣ができていた。 
あることが容易に想像できたが、かわいそすぎて、空想を進めずに真実を見ることにした。 
時間はかかりましたが、全ての木の幹を切って、スッキリした。 

その中の気になる木。 

そうです。 
「巣の中はどうなっていたか!?」 
3匹のヒナが死んでいた。心が痛くて、どうしても写真を撮ることができなかった。

卵からかえって間もない毛も羽も生えていないヒナだった。 
巣をよく見ると、木の枝ではなく、ビニールの紐状のものをいっぱい使っていた。 
この材質で作ってしまったら、気密性が高いので、雨が降った時の排水性はなく、水が溜まってしまうだろう。 
おそらくだが、ヒナがふ化したすぐ後の大雨で、巣の中に水が溜まってしまい、ヒナが溺れたと思う。外傷もなく、3匹が固まって死んでいた。 

親がちゃんとした素材で巣を作っていたら、大雨でも死ななかっただろうし、巣を作る場所を、葉の茂った枝の下に作っていたら、こんなことにはならなかっただろうね。 
自然界では、無知な行動はすぐに死に直結する。 

ネズミモチは精力旺盛なので、すぐに巣を作れるぐらいになるだろうが、今度はちゃんとした親鳥が来訪してくれることを願う。 

親の無知が。。 
どこかでよく聞く話。。。