前項の続きです。、
日本のGDP、IMF(国際通貨基金)の統計(2021年)では、約4.9兆ドル/、これは米国、中国に次ぎ世界3位です。防衛費2%は980億ドル/10兆7800億円($1≒\110)、国民一人当たり約86,000円となります。
しかし、同じIMFの統計で国民一人当たりのGDPは39,301ドル/4,323,110円($1≒\110)で、世界第26位です。購買力平価換算GDPは44,671ドル/4,914,000円で世界第37位です。国民一人当たりの平均年収は40,489ドル/4,453,790円で、世界第20位です。
GDPは国の豊かさを表すと言われています。国としては世界第三位でありながら、国民一人当たりのGDPや年収は20位以下ということは、大儲けしている企業や大富豪はいっぱいいるけれど、一般国民は「その国の豊さ」の恩恵を受けていないということです。金持ちが優遇され、経済力のある者だけが勝ち進み、貧者はそれを支えることを強いられています。
政府の主張する防衛費GDPの2%など軍備拡大をここで許せば、国民はさらに犠牲を強いられやせ細るばかりです。
いまこそ国の政治の方向を変えなければ、いつか来た戦争をする国に返り、苦難を強いられることになると恐れています。
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