今年は2日の夜を実家で手巻き寿司.3日夜は2人で散らし寿司 といっても「素」を混ぜただけ で過ごした
昨年はせっかく昼に母が来てくれたのに 散らし寿司を食べた後に母が怒りだし、夫は私が実家で自分の思う通りにしたいのが悪い、と言って懸命に取りなし ケンカ別れ風の大人だけの悲しいひな祭りになったのが思い出される
今年はと言えば
また実家での弟との揉めごとにほぼ一日翻弄された
時間と夫の人手、ギリギリ空間にも余裕が見出だせて 子ども達が旅立って やっと飾れたひな壇
私はこのひな壇にコンプレックスがあった 母屋のいとこ達の所にはあった立派なひな壇が羨ましかった 一段でも良いものなのよ、といくら言われても やっぱりひな壇の方が豪勢だ
リカちゃん人形もピアノも飼い犬も子ども向けの本も、なんだって年下の母屋に住むいとこ達が羨ましく、また素直に羨ましいと表に表すことも はばかれた
だから娘には立派なひな壇を実家にねだった
けれど実際自分で組み立てるのはたいへんで、とりわけ引っ越してからは場所もなく何年も出さずに放置してしまった
それを今度は母に軽く咎められた 私の持って行った一段の方もどうしたの?とも言われた
結局一段の方はどさくさに紛れて行方不明。
七段飾りはいつまで出すことが出来るだろうか
来年こそは喧嘩のない穏やかなひな祭りになれば良いのに。