興味津々

日々思ったことを綴ります

眠れぬ熱帯夜に

2024年07月06日 | 65歳未満
母が施設に入ることになり準備に集中すべき時が来た。
正直入ってくれるのを心待ちにしている。
寂しさもあるのだろうが、ほとんど自分勝手な電話をかけてきて度々 1回来てくれ、と何度も言って来る。毎日通っていても初めてのように「1回」、高圧的に感じて仕方がない。
来ればテーブルの上は毎度散らかり放題。何度言ってもティッシュの丸めたのをごみ箱に捨ててくれず、やっと捨てるのかと思いきやごみ箱周辺に多数落ちている。
片付けに困る私を嘲りたいのかと感じるほどだ。で だんだん怒鳴り体勢に入ってしまう。怒鳴った後は自己嫌悪。

この熱帯夜に寒い、と言ってすぐにクーラーを消す。そして何度も起き出すから翌日しんどい、と訴える。
泊まってクーラー一晩つけたら、ぐっすり眠っていた。
ほらみたことか、と翌日泊まると
バタンとガラス引戸を開ける大きな音に起こされた。
しばらくして動く様子がないので見に行くと、明かりをつけてリビングに座っている。クーラーの前で。
で、寒い、クーラー消して!と言う。
いや 30度超えてるよっ 点けたり消したりしない方が電力もかからないらしいし クーラーはつけて寝てくださいって言っていたから!とかなんとか怒りながら言うと寝に行ってくれた。

電灯を煌々と上からつけているから、注意すると
つけといてっ!とまた命令調。
スイッチどこへやったの?寝る時渡したのに、明るいと良く眠れないでしょっ。とスイッチを捜しだして豆電球にする。心配やねん、とか もちゃもちゃ言って眠った。 

生活が変わるのだから心配で眠れないのはわかる、けど
何かともかく 言ってることもやってることも堂々巡りでメチャクチャだ。

ほら、やっぱり。クーラーつけとく方が正解じゃん
と安心したのもつかの間
今度はパタンとポータブルトイレを使う音に起こされる。
その後 台所の冷蔵庫をさぐっている。
喉が乾いたのかぁ、
それはわかる。けど歩けるんなら、トイレに行ってくれ
何故ポータブル使うんだっ とまでは口には出さないが思ってしまう。
そして間仕切りのガラス戸はまたもや開けっ放し、冷気が逃げるやん、と思い閉めに行くと ダイニングの扇風機まで回しっぱなし。寒かったんじゃないのか、訳わからん。

お腹を出して寝ているからタオルケットをかけようとすると、今度は暑いっ!と。
熱あるの?と聞くと イヤ熱はないねん、とにかく暑くてたまらないから 冷やしたタオルか何か持って来てくれへん?
これも私には高圧的発言である。

クーラーついてるし、そこまでする必要あるんか
さっき寒いから消せって言ったじゃん!

何かにつけて 常にこんな調子なのだ

無事に施設生活が軌道に乗るまでの辛抱ってことか。
怒鳴らないように意識的に自分をコントロールする術を身に付けよって神様に言われてるのかも知れない。
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