ハンナ・アーレントというドイツ系ユダヤのアメリカ人の言葉です。
誰であれどこにでもいる平凡な国民も悪になりえるということを言っています。
先日、M新聞掲載の『風知草』の記事を紹介しましたが、昨日の紙面にその関連した記事がありましたので切り抜きました。
茨城県東海村には日本最初の原発が出来ました。
私らの高校時代の教科書に出ていましたね、たしか?!
日本の高度成長には欠かせない電力の供給を担い、クリーンで安全な原子力がうたい文句でした。
国民すべてがそれを疑うことなく推進してきました。
しかも、当地には国から莫大な補助金が給付され、いまだに近隣自治体とも合併などせず”村”のままでさまざまな恩恵を受け裕福です。
今回の福島原発での事故?災害で多くの犠牲を出し、その同じことが日本国中にもありえることが判りました。
しかし、それらの建設推進に疑問をはさむことも無く意識的であろうと無かろうと協力してきたのは我々、凡庸な国民であったことは忘れてはなりません。
問題はこれからです、将来のことをみんなで考えましょう!