香港で、恐れられていたことがやはり起きましたよね。
英国から返還された1997年、民主主義から社会主義国家へ戻ったわけで、世を逆行しています。
この度の学生や英国統治時代の市民は不安を隠せないと思いますよ。
香港といえば・・・、ワシ自身、昔を思い出すことがあります。
じつは25年近く前、ワシが40歳くらいの頃でしたか、普段ほったらかしにしている家族と両親の孝行の真似事で、皆を連れて香港を旅行しました。
当時は啓徳空港で着陸時は民家やビル・アパートの上空スレスレに滑空しながら降りてくるといった、世界でも十傑に入るとかの危険な空港でしたね。
九龍半島と香港島を結ぶスターフェリーにも乗り、安心してショッピングも楽しめました。
映画『慕情』を思い出し、ロケ地を想像して探したものです(ワシの親の世代の映画ですが)。
自由主義社会の都市を安心して旅行できましたね。
そして、1997年に中国に返還された時、序段に記したことを予想し、もう二度と行くことはないと思ったものです。
もうその楽しかった、最後の親孝行となった旅が数十年を過ぎて、今その時の母親の歳にワシは今なってることに因縁を感じます。。。元気であることに!
そうなんです、その母も旅行から戻ってすぐ、脳梗塞に倒れました・・・今のワシの歳です。
香港は我が家族にとっては、とても思い出の多い場所でした。
いろいろ思い出すことの多いこの頃です。