呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

楽しかった紙芝居講座 その5

2015年12月16日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
続いて続いて、
ここからは手作り紙芝居となります。

えー
それはなぁに

やべみつのりさんが、
呉の皆さんに 紙芝居 は誰でも作ることができることを見てもらいたい
紙芝居を作る(お話や自分の思いを伝える)ことは自己表現で、
それを演じ観てもらうことは
自己を肯定することになると、お話しくださり
強い勧めと想いで
手作り紙芝居をプログラムに入れることになりました。

まずは、子どもが作った紙芝居
『富士山と天保山』
作 西村 実夏 (小5)
実演 福本 華菜 (小4)

第15回手作り紙芝居コンクール
大賞作品ですわ。
主催 紙芝居文化推進協議会



なんて可愛いんでしょ

アンケートに一番印象に残ったのはとの問いに対して
小学生が演じた紙芝居と答えた方が大半でした。
私も、こどもが紙芝居を演じる姿を初めて見た時の感動は忘れられません。

紙芝居をこどもが一生懸命に演じている姿があまりに新鮮なこと、
また、日本独自の紙芝居文化が次世代に手渡っていることを目の当たりにして、
ウルウル来たことを思い出しました

お話は、
世界遺産に登録され人気があるのはいいけれど疲れた、
日本一高い富士山と
日本一低い天保山が入れ替わるお話なんだけど、ステキな発想です

演じた華菜ちゃんが、うまいんだぁー

感想に
心が洗われるように明朗な声で、
工夫してずいぶん練習されたのが伝わったと、ありました。


やべみつのりさんは、
毎年、紙芝居作りのワークショップを小学校で開いていらっしゃいます。
また、2年に1度開催される「全国紙芝居まつり」の分科会でも、
紙芝居作りを子どもから大人までを対象に担当されています。
そして、作られた紙芝居を出品する事を勧められていて、審査員も務めていらっしゃいます。

↓は、今年11月29日に、本審査・表彰式のあった
第16回 手づくり紙芝居コンクール の冊子です。
応募総数 269点(ジュニアの部 134点 一般の部 135点)

イラストは、もちろんやべみつのりさん。




その6に、つづく








楽しかった紙芝居講座 その4

2015年12月16日 | わくわく紙芝居講座2015.11.24
その4に、突入しまぁす

お伝えしたいことがいっぱいあって
きざんでますが、すんません

ものがたり(完結型)紙芝居
『ぼくのタガメ』
原 作 杉浦 宏
脚本・絵 やべ みつのり (童心社)

呉かみしばいのつどいで表現指導にあたる、人形劇のあひる座の中峠師匠の登場でっす

「タガメだぁ」
あー、本当に紙芝居の男の子の声が聞こえて来ましたよ。
さすがデス。
臨場感が溢れるわぁ



やべみつのりさんは、取っ組み合いの兄弟ゲンカをしたことがなかったそうで、
原作者の杉浦宏さんから、
こどもの心情を色々聞かれたそうです。

こども達の心にも
昔、こどもだった私達にも
誰にも言えないような、
小さないけない気持ちがあったことを
思い出させてくれて
胸がキュッとなる紙芝居です。



またまた、ナンセンス紙芝居
『とばしっこ』
監修 遠山 昭雄
脚本 ときわ ひろみ
絵 やべ みつのり (雲母書房)



紙芝居の秀ちゃん
「この紙芝居、わし好きなんじゃ。
短いけん演るわぁ!
男の子には、これが、よう分かるんよ」

神さま達の今日の遊びは「とばしっこ」
木に登り、海や山に向って…
神さまのおしっこは優しいなぁ


その5につづく