呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

おうさまシリーズの紙芝居『ニセモノばんざい』

2015年12月27日 | 紙芝居
絵本、児童書から、
王さまシリーズから飛び出した
紙芝居『ニセモノばんざい』
原案・脚本 寺山修司
絵 和歌山 静子(童心社)

王さまとコックさん、お髭をつければソックリだ❗️
入れ替わって、コックさんがとなりの国の王さまとバイク競争に出場しました。


王さま最初はバイクの練習したんだよ。
バイクの後を大臣に持ってもらう場面は、紙芝居ならではの、ちょっとだけ抜いて発進するところなんか、とっても良いです
子ども達も、自転車を乗る練習を思い出すもんね

困ったことにコックさんのニセモノ王さまが、コックさんにはもどらないよ❗️
このまま王さまになると言うのです。

あらあら王さまは、どうしましょう❓
コックさんに挑戦する王さまを応援してね

小学生の低学年にも良いなぁと、
児童書『にせものばんざい』を手渡して、王さまシリーズを紹介するといいなぁ

ぜひぜひ






最高の紙芝居『でんしゃがくるよ』

2015年12月27日 | 紙芝居
紙芝居文化の会の
紙芝居連続講座10期生から生まれた
「せせらぎの会」は
男性2人、女性3人の勉強会メンバーです。
紙芝居文化の会はこちらからご覧ください

仲間の存在はとても頼もしく、広島からの私を励ましてくれます。
また、それぞれの持つ魅力が溢れて
知れば知るほど、仲間との出会いに感謝しています。

東京や名古屋、埼玉、広島でも
紙芝居を演じる勉強会をする
まじめで愉快な仲間たちです


この夏、仲間のひとり佐藤さんが
本郷子ども図書館で演じた紙芝居
『でんしゃがくるよ』
作・絵 とよた かずひこ(童心社)
をご紹介いたします。

「くるよ、くるよ、でんしゃがくるよ」
カンカンカンカン。。。。。


バイバイ、バイバイ

「でんしゃがくるよ」は、
電車が大好きな坊やとパパの日常です。

電車を待ってノンビリ過ごし
ガタンゴトンと電車の音が聞こえてくる
来るよ、来るよ、、、、来た!
坊やは電車にバイバイと手を振り見送り
また、地面に絵なんか描いて次の電車を待っ てる、、、。
お父さんも、一緒にノンビリ待ってます。

ほんわか、ほんわかの間(ま)が、この世界をつくります。
演じる佐藤さんは、坊やそのものです。
おとうさんも、佐藤さんそのものです。

佐藤さんは、坊やの心に瞬間、
「ぼくね、大きくなったら電車の車掌さんになるんだ。」
この言葉の大切さ
子どもが、未来に向かって願いを持つ
その素晴らしい一瞬を見事に演じられ心が震えました。

この紙芝居との出会いに、佐藤さんご自身は毎回込み上げてくるほどの熱い想い感動があると、話されました。

子どもの時にしか持てない、心の底から命がキラキラと輝く一瞬を演じ、観ている子ども達と共感する最高の紙芝居ですと

また、見たい紙芝居です。
佐藤さんの演じるのが見たいです

演じる人がどのように作品を捉えるかによって紙芝居は変わります。
『でんしゃがくるよ』
誰にも真似できない、佐藤ワールドはカッコいいです

乾杯


最後に記念撮影 パチリ
大田堯先生の私設図書館
本郷こども図書館の前にて(ログハウスは木の香に包まれます)