目も腰の痛みも治る川越八幡宮へ
久しぶりに電車に乗り、川越にある川越八幡宮へ出かけました。川越八幡宮に、目や足腰の神様が祀られていることを思い出したのです。昨年末から腰痛と右膝に痛みがあったし、歳のせいか視力も落ちてきたので、年明けでもあり気持ちよく一年を過ごすためにお参りしておこうと思った次第です。初詣のタイミングからは少しずれましたが、それでも春に向かう季節に神社参りをするのは気持ちが良いですね。
川越八幡宮は東武東上線川越駅東口から500mくらいのところにあり、歩いても10分かかりません。賑やかな商店街のクレアモールからも近く道中楽しいし便利です。商店街の中程にあるクレアパークの手前を右に折れて自動車の行き交う八幡通りに出ると赤い鳥居が目に入ってきます。
こちらはお社の裏側で表口は旧川越街道側ですが、裏側とはいえ参道が小道のように整備されており、進んでいくと左に川越八幡宮由緒が立っています。
由緒書きには「川越八幡宮は、平安時代に大分県の宇佐八幡宮(全国八幡総本宮)より勧請された古社で、人皇第六十八代、後一条天皇の御代の長元三年(一〇三〇)甲斐守源頼信の創祀と伝えられている。」と記されており、また御祭神は「ほんだわけのみこと誉田別命(応神天皇人皇第十五代)」として、あと5年で創祀1000年という幟も立ち並んでおり由緒を感じさせてくれます。
お社を正面から見るとこじんまりした感じがしますが、鳥居をくぐるとたくさんの神様が祀られています。
桃太郎の鬼退治にも由来する桃の神様で「意富加牟豆美命(おおかむずみのみこと)」として祀られる厄除桃。
腰痛平癒・健脚祈願の民部稲荷神社。
目の神様(立札から一部引用)
「大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなびこなのみこと)は、神代の昔、兄弟のように力を合わせて、国作りをした神様です。国の内外をめぐって、生きるための技術や医薬の道を授け、病に苦しむ、特に『心身の目』に悩む人をお救いになりました。そのご神徳を慕い、現在でも、『眼病平癒』の神様として、広く信仰されています。」
このほか、衣食住を守ってくれるお稲荷さんや再会の木(好きな人との再会や良縁、出逢いが叶うサイカチのき)、独り言のように愚痴を聞いてもらえるぐち聞きさまなどが祀られています。
不思議ですが、ぐち聞きさまの前に立つと心の中にある悩みのような悪いものがすぅーっと抜かれたような気持ちになり心が軽くなったような気になりました。
帰りがけにおみくじを引きました。巳年なので小さな蛇の置物がついていました。結果は「小吉」でしたが、意外と良いことが書かれておりそのまま財布に入れて持ち帰ることにしました。
(おしまい)