メインマシン CPU クーラー交換
話は続いているが、勝手に再起動現象は解消できたので、タイトルを変更。
その1、その2
CPU クーラーを調査した結果、すごく冷えそうなサイドフロータイプは高さ方向の制限でこのケースには入らないことが判った。PC ショップで実際に実物を見て、その大きさに仰天。もう、これ以上 Silver Stone に穴をあけたくない。選択肢としては小型ケースを考慮したトップフロータイプ 一択となる。レビューなどを参考に絞り込んだ結果、AXP 120 X67 を発注。価格も 5 k 以下でリーズナブル。サイズ的なポイントは、高さが 67 mmでありファンの上側(実測で約 110 mm)に十分な隙間が得られる点。ただし、横方向でマザー上のパーツと干渉しないのかは不明。
到着後、全てのパーツを並べてみた。なんということでしょう!たかだかCPUファンなのに、この部品点数とは・・。私が知っている時代のファンとは別物。
気を取り直して組立開始。最後の工程のファンの取付は図面を見てもよく理解できず、試行錯誤してしまった。それ以外は附属の組立説明書通りに進めれば特に問題なく進められた。なお、シリコングリスに関しては、リテールファンとの比較のために前回のもの使用した。
組立後に余ったパーツ。色々な CPU に対応できるように余分な部品が入っていたのか。箱に戻して保管しておこう。
マザーに取り付け後、横から見た状況。メモリーを 4 枚刺ししていたら、ヒートパイプが干渉していたかも。それ以外は十分なクリアランスがある。(ファンを止めるステーの取付方もわかります。(^^)v)
上から見た状況。マイクロ ATX のマザーと比較し、ファンの巨大さが良くわかる。
さて本題。PC を組み上げ電源オン。静かだ。何も問題はない。早速、CPU 発熱ベンチマークテスト(HDBENCH3.3 でメモリーを 3 回連続実施)を実行。
結果:なんとリテールファンで 82 ℃だった温度が 61 ℃まで下がっている!さすがにファンの回転音はそれなりに聞こえるが、温度飽和時でもフル回転ではないので明らかに音量は下がっている。
数値を見ると約 20 ℃の低下。条件としてグリスが同じなので、この温度差はファンを含めた放熱器そのものの性能差となる。恐らく CPU の熱がうまくクーラーの放熱器に伝わり、かつ、面積が増えた放熱器とファンで冷却能力が向上したためであろう。
このメインマシンの使い道は、インターネット、ワード・エクセル程度で重い作業は行わないので、ほぼ無音なマシンとなった。重い作業時でも CPU の温度対策はバッチリ。
まとめ:今どきの CPU クーラーを初めて導入した。現物合わせができない状況で発注するしかなかったが、どこにも干渉せずに取付けられ、かつ、その冷却効果を数字で出すことができた。総じて非常に満足(^^)/。
冷静に考えると、そもそもの問題(勝手に再起動)はリテール CPU クーラーを再取付けすることで解決した。その過程で 20 年以上前の古グリスでもそれなりに役割を果たしていることが判り、元のリテールクーラーでもアイドル時はほぼ無音、かつ、ファンの回転音が聞こえる高負荷にはめったにならないという点で、AXP 120 X67 は不要だったのでは?とのツッコミは禁止(^-^;。
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