車遍歴 その 0
残りの人生で、もう新車を買うことはないだろうし、いつかは免許を返納することになるので、これまでの車の思い出をまとめておこう。
車の話の前に運転免許について記しておきたい。私は、平成元年に運転免許を取得した。齢 33。大変遅い。周りで免許を持っている方々は、学生時代にとった方がほとんどだ。私自身もつられて、大学生の時に免許をとろうと思った瞬間があった。しかし、運転ができると本格的に家業を手伝わされることに気が付いたので、やめた。大正解。そもそも車自体に興味がなかったので、免許証にも魅力は感じない。
その後、会社員となり技術職だったこともあって、運転免許のことを考えることなく月日は流れていった。車に興味がないとはいえ、ドライブは大好きだった。もちろん助手席だが。車好きの先輩社員たちが、女の子ではなく、なぜか私を誘って良くドライブに連れて行ってくれた。あるとき 3 時間程走って「疲れたから運転交代しようか」と言われた。(´Д`)ハァ…「先輩、私免許持ってないんですけど・・」「え”っ!」なんてこともあったなぁ。目が点になっていた先輩、ごめんなさい。
そんなある日、別の先輩から、突然、運転免許を取ったと聞かされた。干支が私より一回り上なので 40 歳は超えており、なんで今更?と思った。理由を聞くと、その 先輩の先輩 が個人教習で免許を取ったので、それに触発されたとか。その 先輩の先輩 は所謂癇癪持ちで、若いころ教習所に行ったが、指導員とケンカして免許が取れなかった(昭和アルアル)。ところが最近、個人教習で練習し一発免許(教習所に行かずに免許センターで直接受験する方法)でとったとか。そこで私も先輩と張り合いたかったのかわからないが、その個人教習の先生を紹介してもらい、一発免許を目指して練習することにした。週末に通うのなら仕事にも支障がない。
ほとんどの方は経験がないと思うので、個人教習を簡単に説明しておく。私が習ったのは、個人で運転教習を生業にされている方だった。その方の自家用車を使い、小さめの教習コース(多分個人が所有)を通常の技能教習のように運転して教わる。1 回(1 時間)いくらだったか思い出せないが、数千円だったかな。何回か練習したら先生から「もう受験しても大丈夫」と言われ、地元の免許センターに仮免実技の試験を受けに行った。2 ~ 3 回受けに行ったが、緊張のせいか、慣れないコースのせいか、全然ダメだった。
その後、事情があって個人教習を続けられなくなり、一旦免許取得は断念。さらに別の事情があり、普通に教習所に通えるようになって免許を取得した。既に仮免程度には運転できたので、技能教習で指導員が変わるたびに「失効ですか?」と聞かれ、説明するのが鬱陶しかった。
免許取得後、独身と言うこともあり、すぐに車を購入してドライブしまくった。単独行が多いが、たまには私を助手席に乗せてくれた先輩を、今度は助手席にのせて走りに行ったりした。超楽しい!車って(・∀・)イイネ!! そして、あることを思い出した。
免許を取る何年も前に、ある女友達が「最近助手席に乗せてもらって楽しいの~♪」と言っていた。その後どうなったかは知らんけど、自分が車を運転するようになったら、彼女がその時に何を言っていたのか、何を言いたかったのかをおぼろげに理解した。詳しくは書かないが、その彼女以外にも、車がらみで いくつか思い当たることがある。もし、若いころから車を持っていたら、だいぶ前に人生が変わっていたのではなかろうか?そんな解釈は、都合の良い妄想か?車への責任転嫁? しかし、運転免許をとって、その 2 年後に結婚した(できた)のは事実だ。
その 0 終了。以下続く・・。
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