ピントグラス (コミコミ 9,800 円)
日テレポシュレを見ていたら、老眼鏡ではない老眼用の眼鏡が紹介されていた。普通の老眼鏡では、たとえ遠近両用でも、焦点が合うのは一か所だけだが、このピントグラスは幅広く焦点が合うとのふれこみだ。原理は同心円状に度数が変化するレンズの採用による。ちなみに私は 遠近両用のコンタクトレンズ を常用しているが、原理は同様と思われる。
遠近両用のコンタクトレンズを使い始めて 13 年。普通に生活するためには必須アイテムで、朝顔を洗ってから寝るまで装着している。しかし、コンタクトレンズは簡単に脱着できない。このコンタクトと同じ原理のメガネがあれば良いのに・・と日頃から思っていたので、ポシュレの解説を見て、速攻でポチったことは言うまでもない。
早速使ってみた。確かに老眼鏡(私のは中近両用)と比較し、焦点が合う範囲は広い。ただし、老眼鏡はそこそこ高価なレンズを使っているせいか「歪み感」が小さい。それよりも、「ピントグラス」はコンタクトレンズの代わりになるのではないかという期待は、残念ながらはずれてしまった。
コンタクトレンズは眼球に密着しているので、目(視線)を動かしても見え方は変わらない。ところがピントグラスは眼球とレンズの間に距離があるので、どうしても目の動きで見え方が変わって(ぼやけて)しまう。例えば PC に向かうときは、若干上目使いになっている。これをまっすぐ見ようとしたら、首が疲れてしまう。そもそも日常生活では常に正面だけを見て過ごすことはできない。この結果は、買う前に冷静に考えればわかった現象かもしれないが、冷静ではなかったのでしょうがないね(^-^;。
結論:私の場合(視力が良いまま老眼になり、その後、遠視も入ってきている)現用の遠近両用コンタクトレンズに勝る、というか、代わるものは無い。コンタクトを外したときのメガネは今まで通り中近両用を使用。このピントグラスの出番はなさそう。嗚呼物欲日記的結末。
オマケ①:遠近両用コンタクトは、私の周囲で2人試したが、残念ながらどちらも目が疲れてダメだったとのこと。老眼に至る経緯など個人の条件に大きく左右されるようだ。
オマケ②:遠近両用コンタクトが如何に素晴らしいかを説明すると「目玉にレンズが貼りついているから目を動かしてもピントが変らなんじゃね?」と、半分からかい気味に反応されることが少なからずある。残念なことである。
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