2ヶ月間の身体氣象研究所とのコラボレーションをへてお陰さまで無事帰国しました!
その公演の様子ですが、
写真家の友人のMoshe Hacmonさんのご好意でまとめていただきました
興味のある方は 是非 ごらんくださ~い↓感想もお待ちしています~
Body Weather Laboratory/Oguri Flower of the season 2009
Flower of the seasonについて
このFlower of the Seasonは、Oguri /Roxanne Steinbergさんがリードする身体気象研究所USAによってホームベースであるアメリカ ベニスで毎年行なわれています
毎年参加する芸術家を集い その参加者と身体気象メンバー間のコラボレーションでいっさい専門の技術者をやとわず、照明から、ステージングまでを話し合い決定、運営してゆきます
2ヶ月の稽古を共にすることで お互いの観察能力が高まり 躍り以外の場でも共に踊ることが可能になります
例えば 照明をあるダンサーの作品で担当しているとします
ある程度のキューや事前にダンサーと決めたアウトラインはありますが、本番のダンサーの動きの盛り上がり具合や感情の起伏は同じ作品を踊る上でも毎回変わり行くもの。
そのような状況のなか作品の中での感情の変化を踊る姿をおい、照明担当者のダンサーは、その場で即興的な照明の運営をします。
照明と躍りという形は違う表現で、その場で共に踊ることを楽しむ環境が生まれます
これは、まさに共に稽古を続け、躍り 観察しあってきた仲間同士であるからこそなしえること技だと思いました
外部から 専門家をお呼びして 照明のデザイン 運営をしていただけば 話し合いの時間も短く 技術的にも高度な照明が可能かもしれませんが、相手のエネルギーをよみそれに添って 釣り釣られ踊り手として照明をパートナーと踊るという作業にはいたらないかもしれません
このプロジェクトでは、本当に相手と探りあう時間を飛び越えて 自身と他者を信頼し楽しんで実験するという行為が可能になる素敵な場が生まれる空間です
このような実験的な時間と場の実践には、自由で開放的な思考が本当に大切だと身をもって体験しました
さらに、感謝すべき事項は、
公演を実施する際の必要資金は、助成金や寄付金でまかなわれています。毎年継続してサポートしてくださる方々と、根気よく1999年からプロジェクトを進めているオグリさんとロキサンの努力の賜物!
表現したいことを 周囲の協力によって表現しえた 本当にありがたいプロジェクトなのです
次回は このプロジェクトに参加しての体験談を少しのせてみようかと思います
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
身体氣象研究所 京都 トレーニングワークショップ
お問い合わせ bwlkyoto@mail.goo.ne.jp
小林みゆと一緒にトレーニングしませんか~?
日曜 12:30~15:30
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::