あれから40年シリーズ第2段!13.8V固定の10A電源の改良?です。
実際は製作後33年位で40年は経っていませんが…
トップ写真は改良前です。
むかし購入の電圧計はジャンク品でしたので目盛りが合っていなくて「手書き目盛板」を貼り付けて有ります。
今にして思えば内部のシリーズ抵抗を調整すれば良かったのにと思います。
トランス式なので重く8.2kg有ります。今回少し軽量化を図る予定ですが、制御系はそのまま使用予定です。。
制御はスイッチングIC式なので余り発熱は有りません。
制作時10A連続負荷を行ったときに1番発熱したのはトランスでした。
解体中でトランスを外した所です。
スイッチングノイズ除去用のフライホイルコイルで480μH有ります。
整流ブリッジ部、なんだか複雑な加工をしたのだなぁと思う。
端子部分からも放熱するように銅板で配線が組んであります。
整流部放熱版を外した所です。シリコングリスがタップリと塗ってある。
この整流ブリッジは調べて見ると今でも流通しているようです。
リード線部が変色しているので銀メッキの腐食かな?
基本的には12V出力ですが、中央の半固定VRで多少の電圧可変が出来ます。
下部はサンケンの制御用ICですが今は発売されていないようです。
電解コンデンサーに懐かしい「カトー無線」の値段ラベルが…
名古屋近辺の方でないと分からないと思うけど、昔の電子部品調達は「カトー無線、仲野無線、栄電社(現エディオン)」でした。
新しい整流ブリッジを取り付けたところです。
デジタルの電圧計を取り付ける穴を開けました。
注文していた電解コンデンサーが入って来ました。
端子がボルト締め付けです。もう1個は5A電源用です。
電解コンデンサーの取り付け完了です。すごく存在感がある。
計量です。余分な放熱板などを取り除き 1キロ超の軽量化を実現です。
デジタル表示の電圧計も無事動作です。
無線機を接続し負荷を掛けて見ました。
13.8Vから13.6Vと多少の電圧低下が見られますが実用的には問題無いでしょう。
ただ今までは気にならなかったのですが多少ノイズが出ています。
このノイズ、後から分かった事ですが後付けのデジタル電圧計から出ているのが判明しました。
デジタル電圧計の電源ラインにフェライトビーズを入れても解決しません。
今は、電圧確認の時だけ点灯するようにスイッチを付けました。
右側写真、左下のスイッチを切るとノイズがピタリと止まりました。
最初はサンケンのICから出ているのかと思ったけどとんだ濡れ衣でした。
10Aの負荷テストです。
出力電圧をデジタルテスターで測定すると
無負荷の状態で電圧は13.77Vですが10A負荷時は13.29Vで0.48V低下します。
左写真、無負荷時 右写真、10A負荷時
10A負荷時、今回取り付けたデジタルの電圧計は13.5Vを表示しているので余り当てにならない目安程度です。
使用した負荷抵抗、数秒の使用で結構熱くなる。
そんなところで10A安定化電源の改造も終了致します。
長文お読みいただき有りがとうございました。
実際は製作後33年位で40年は経っていませんが…
トップ写真は改良前です。
むかし購入の電圧計はジャンク品でしたので目盛りが合っていなくて「手書き目盛板」を貼り付けて有ります。
今にして思えば内部のシリーズ抵抗を調整すれば良かったのにと思います。
トランス式なので重く8.2kg有ります。今回少し軽量化を図る予定ですが、制御系はそのまま使用予定です。。
制御はスイッチングIC式なので余り発熱は有りません。
制作時10A連続負荷を行ったときに1番発熱したのはトランスでした。
解体中でトランスを外した所です。
スイッチングノイズ除去用のフライホイルコイルで480μH有ります。
整流ブリッジ部、なんだか複雑な加工をしたのだなぁと思う。
端子部分からも放熱するように銅板で配線が組んであります。
整流部放熱版を外した所です。シリコングリスがタップリと塗ってある。
この整流ブリッジは調べて見ると今でも流通しているようです。
リード線部が変色しているので銀メッキの腐食かな?
基本的には12V出力ですが、中央の半固定VRで多少の電圧可変が出来ます。
下部はサンケンの制御用ICですが今は発売されていないようです。
電解コンデンサーに懐かしい「カトー無線」の値段ラベルが…
名古屋近辺の方でないと分からないと思うけど、昔の電子部品調達は「カトー無線、仲野無線、栄電社(現エディオン)」でした。
新しい整流ブリッジを取り付けたところです。
デジタルの電圧計を取り付ける穴を開けました。
注文していた電解コンデンサーが入って来ました。
端子がボルト締め付けです。もう1個は5A電源用です。
電解コンデンサーの取り付け完了です。すごく存在感がある。
計量です。余分な放熱板などを取り除き 1キロ超の軽量化を実現です。
デジタル表示の電圧計も無事動作です。
無線機を接続し負荷を掛けて見ました。
13.8Vから13.6Vと多少の電圧低下が見られますが実用的には問題無いでしょう。
ただ今までは気にならなかったのですが多少ノイズが出ています。
このノイズ、後から分かった事ですが後付けのデジタル電圧計から出ているのが判明しました。
デジタル電圧計の電源ラインにフェライトビーズを入れても解決しません。
今は、電圧確認の時だけ点灯するようにスイッチを付けました。
右側写真、左下のスイッチを切るとノイズがピタリと止まりました。
最初はサンケンのICから出ているのかと思ったけどとんだ濡れ衣でした。
10Aの負荷テストです。
出力電圧をデジタルテスターで測定すると
無負荷の状態で電圧は13.77Vですが10A負荷時は13.29Vで0.48V低下します。
左写真、無負荷時 右写真、10A負荷時
10A負荷時、今回取り付けたデジタルの電圧計は13.5Vを表示しているので余り当てにならない目安程度です。
使用した負荷抵抗、数秒の使用で結構熱くなる。
そんなところで10A安定化電源の改造も終了致します。
長文お読みいただき有りがとうございました。