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ヌートリア宣言

2004年04月02日 17時24分35秒 | 想在
 ヌートリアっていう動物がいるのか。

 知人が、かわうそ みたいな、あざらし みたいな動物を近所の川で見かけた、と話してくれた。

 いったいなんだったのだろう? と気になり、インターネットの掲示板に書き込んだところ、それは 「ヌートリア」 ではないか、との回答をもらったとか。

 私は、その名称を聞いたことがなかったので、めずらしい生き物なのかな、と思い、調べてみたら、南米から 「毛皮獣として輸入・飼育されるようになり」、「後にその一部が逃げ出して」、「日本各地のあちこちの河川に住み着くようになった」 「帰化動物」 だそうである。

 別の友人にヌートリアの話をしたら、「ああ、ふつうによく見るよ」 とのこと (あっさり)。 ついでに、「あ、そういやあ、おれんとこには、たぬきが来たことがあるぜ」 と言われた。

 友人は荻窪在住なのだが、かれのアパートの庭に、なんとたぬきの親子がやって来たというのだ。 昨年のちょうど今くらいの時期、友人が、二階のじぶんの部屋の窓を開けて、外を眺めながら ぼけぇっと煙草を吸っていたら、庭にたぬきの親子がいるのを発見、かわいいなあ、と心をなごませたとか。

 その話を、アパートの管理人のおばさんにしたら、「それ、犬じゃないの? そういう犬、いるもん」 と軽くあしらわれたそう。

 それで、その数日後、たぬきが再びあらわれたときに、おばちゃんを呼んで見せてあげたら、おばちゃんは、「あらまあ ?」 と喜んでしまって、それ以降、たぬきの餌付けに燃えてしまった ... ということなのだが。

 庭にたぬき。 川にヌートリア。 たしかに心がなごむだろう。 「いやし」 などという手垢のついたことばでは片づけられない、ささやかだけれど、得がたいよろこびか。

 都会で一人暮らしをしていると、そういった 「ささやかなよろこび」 に、とてもはげまされることがある。

 人に便利なだけでなく、動物にもやさしく、ずっと共存していけるような、そんな場所があったらいいな。



 BGM:
 John Lennon 『ヌートピア宣言』

 (revised 3 April, 2004 17:45 PM)
 (revised 13 May, 2004) (CD ジャケット画像削除)
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回転ドアに独自安全基準 / Safe and Sound

2004年04月02日 12時34分14秒 | 覚書
 asahi.com より

 「東京都、回転ドアに独自安全基準 建築安全条例改正へ」

 「東京都は1日、これまで安全基準がなかった回転ドアに都独自の基準をつくり、条例で定める方針を明らかにした」



 とのこと。

 これまでなかったんですね、安全基準。

 そういえば。 以前勤めていた会社が入っているビル。 入り口が回転ドアだったので、いつもどきどきしながら出入りしていたっけ。

 田舎者なので、回転ドアをカッコよくすり抜けることができず、はさまったり、ぶつかったりするのではないか、と。


 「ヒートアイランド化が問題になっている都内では、省エネ効果を狙って回転ドアの設置台数が今後も増えると見られており、」


 とのことだが。 かなずしも、回転ドアを通らなければならないのではなく、ふつうの手動の扉も常に出入り可能として、利用者が任意に選べるようになったりするのかな。



 ところで、この回転ドアのほかにも、田舎者の私は、「人が来るとセンサーで感知して動くエスカレーター」 で、いっしゅんあせったことがあった。 「このエスカレーター止まってるよぉ」、と。
 (もっとわかりやすいように、明示してほしい)

 あと、かなり脱線するが、ふだんは JR を利用しているので、たまに地下鉄に乗ろうとするときに、Suica で改札を通りそうになってしまって、あせる。

 JR と私鉄で統一してもらえるとありがたいのだが ... 。 莫大な資金がかかりそうだけど。
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[ウィルス] Netsky.R

2004年04月02日 10時38分56秒 | 覚書
 Netsky.Q の亜種が3月31日に発見されたようですね。

 まあ、「現在のところ、世界的にも流行の報告はありません。」 とのことなので、あまり神経質になる必要はないと思うが、ついこの間ウィルス定義ファイルをアップデートしたばかりだから、ワタシはだいじょうぶね ? と、安心しているスキを狙われると痛いので、更新をおすすめします。 > だれに言っておるのだ?

 あたたかくなると同時に、worm も もぞもぞしだすようですね。



 Symantec 「W32.Netsky.R@mm」

 Trendmicro 「WORM_NETSKY.R」

 CNET Japan 「春の訪れとともにウイルスの活動が活発化--米調査」
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読みかけの本 / Born to Lose

2004年04月02日 00時43分49秒 | 戯れ言
 唐突だが。

 読みかけの本を紛失してしまった。

 『戦争と平和』 全四巻の第二巻。 あと30ページくらいで読み終わるところだったのに。

 べろべろに呑んだくれて、帰るとき、駅のホームで鞄のなかをひっかきまわして Suica を出したときにでも、落としたのかもれない。

 なんてこった、すごくいいところだったのに ... 。 早くつづきが読みたい。

 こんなとき、いったいどうすればいいのだろう。


  1) 二巻だけ買いなおす

  2) 30ページのために買いなおすのは もったいないので、本屋で立ち読みする

  3) 失った30ページは すっとばして、第三巻を読みはじめる

  4) 戻ってくるまで待つ

  5) なかったことにして、別のものを読む



 私的には、2番に心ひかれるのだが、私の買った 『戦争と平和』 は、古書店で買った、かなりふるいものなので、同じ出版社のものでも最新のものとでは、もしかしたら微妙に訳がちがうかもしれない、とか思ったのだが。

 どうしたものか ... 。

 こんな阿呆な喪失をくりかえしながら、わたしたちは、なにかを得ていかなくては ならないのだろうか。
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