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未成年喫煙天国 / Talk Is Cheap

2004年04月28日 16時57分44秒 | 想在
 日経メディカル より

  『オンライン通販が未成年者喫煙の温床に』


 米国で、未成年者のオンライン通販によるたばこ購入実験が行われた、というもの。 被験者のうちの多くが、いとも簡単にたばこを入手できたという。 しかも、店頭で買うよりも安く買える場合があるとなれば、利用しない手はないだろう。

 顔と顔を突き合せない仮想店舗の問題がここにもあったのか。

 なお、


 「日本ではたばこ自動販売機が約63万台 (2002年) あり、多くが屋外に設置されていて、未成年喫煙者の7割が自販機で購入している。 インターネット通販を利用するまでもない “未成年喫煙天国” と見ることができるだろう。」


 ともあった。

 私自身、つい今朝ほど、「日本の自動販売機 / Exotic Japan」 という記事で、日本の自動販売機の豊富さについて語ったのだが、こういった側面もあるのだ、と気づかされた。

 なにごとにも一長一短、であろうか。 利便性に走れば、やはりどこかにしわ寄せがいってしまうのか。



 成人の非喫煙率が上がっているのに反し、未成年の喫煙は増えていく一方だと聞く。

 悪いこたあ言わないから、やめたほうがいいんじゃない? と思ってしまう。 だって、喫煙期間が長ければ長いほど、禁煙が困難になるというから、若いうちからの喫煙開始には、いろいろ考えさせられてしまうのよね ... 。

 喫煙しない私には、関係ないことかもしれないけれど。

 私の周囲にはいるのだ。 Keith Richards (キース・リチャーズ. Rolling Stones のギターリスト. 念のため ... ) にあこがれて、たばこを吸うのを真似し、重度の smoker になってしまった人が。 そして、やめたくてもやめられなくなってしまった人が。 何人も、何人も。

 彼らは言う。 「たばこがうまい、なんて、もうここ何年も思わなくなった。 ただ、惰性で吸っているだけだ」 と。



 ― もはや、時代の流れは止められぬ。

 どうあがいても、喫煙が淘汰されるのは時間の問題ではないか、と個人的に思っている。 筒井康隆の 『最後の喫煙者』 という冗談みたいな話が、ほんとうになる日も、もしかしたら、そう遠くはないのかも。 とさえも。 (日本では無理かなあ ... )

 ま、たばこが千円になっても吸いつづける、という人はいるみたいだけれど、それくらいの高額にでもなれば、未成年者の喫煙開始を阻止するのには、効果が望めるだろうか。



 BGM:
 Keith Richards “Talk Is Cheap”
 (そう。 どんなにことばを重ねても、伝わらないかもしれないが)



 (revised 13 May, 2004) (CD ジャケット画像削除)
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女性は匂いで異性を選ぶ?/ Blood,Sweat & ..

2004年04月28日 12時44分32秒 | 想在
 blog 『今日の幸せ』 の 「マーク繋がり、」 で、思い当たるふしがあったので、書きのこしておこう。

 たしか、ちょっとまえに news サイトをふらふらしている際に見かけて、興味深いと思ったのだが、なんとなくじぶんの blog (のようなもの) には取り上げずにいた記事。 その news のありかを失念してしまったので、おそらく引用元と思われるページを。

  『Tシャツのテスト』

 これは、「男性の汗がついたまま洗っていないTシャツ」 を女性に嗅いでもらい、どの匂いが好みであるか、試験するというもの。

 「Tシャツごとに、「匂いの強さ」・「快感度」・「セクシーさ」 というカテゴリーにもとづく得点がつけられ」 るという。 そして、「この実験で女性が最も惹かれたTシャツの持ち主は、その女性の遺伝子的資質とは最もこのなる免疫システムを有する男性だった。」 とのこと。

 じぶんと似た匂いを選ぶわけではないのだ。

 また、


 「この女性達のTシャツ選びを進化論的に説明するのは、二組の似ていない" 遺伝子が結びつくと、この男女の子孫にがより広範囲にわたる免疫システムがもたらされるという事実だ。」

 「この実験で驚かされるのは、これが意識的に処理されてはいないことだ。 女性がフェロモンの染みたシャツを不快に思ったり、快感や性的魅力をおぼえたりするとき、思考する脳の指示やアドバイスによらずに選択をおこなっている。 実験に参加した女性は、自分がある種の汗のついた Tシャツを(そして遺伝子コードを)選んだのはなぜか、他人に説明することができなかった。ただ、あるものには明らかに惹きつけられ、またあるものには、強い嫌悪感をおぼえたというだけだ。」


 なるほど。 「生理的にイヤ」 ということばは、このメカニズムから発せられたものだったのだろうか?

 女って、やはり計算高いところがある。 そして、どんなに強がっていても、とてもよわい生きものでもある。 じぶんに足りないものを補ってくれそうな人、じぶんよりも 「優秀」 な遺伝子をもつ人を、本能的に嗅ぎわけて、結ばれようとするのか。





 なお、この記事を見ていて、気になったこと。


 ・「月経周期のまんなかの時期は、女性の嗅覚がとりわけするどくなる―通常の100倍とも」

 ふう~ん。 なるほど。 そういえば、ふだんはそれほど気にならない煙草の煙が妙にくさく感じられたり、香水の匂いにうぇっとなったりすることが ときどきあるのだが、そういった時期だったりするのかな ... 。


 ・「●オーラルセッ○スの心理学」 (リンク)

 会社では見れない ... よねえ?





 BGM:
 Blood, Sweat & Tears “Blood, Sweat & Tears”



 (revised 13 May, 2004) (CD ジャケット画像削除)
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日本の自動販売機 / Exotic Japan

2004年04月28日 00時10分17秒 | 想在
 Excite より

 『世界で 「日本の自販機写真」 が話題に』

 「日本にある自販機の写真を集めた 「Vending Machines of Japan」 というページが海外で話題になっています。」


 とのこと。

 異文化の方々からの指摘で、気づかされる自文化、であろうか。

 なんでも自動にしてしまう日本。 私たちにしてみれば、あたりまえになってしまっていることも、外国の方から見たら、「おや、こんなものまで ... 」 と驚かれるのか。 しかも、当たりくじつき、とか、占いつき、なんていう自動販売機もあるから、ますます 「日本人ってミステリアス ... 」 だなんて興味をもたれるのだろうか。

 せっかくの日本ならではの 「文化」 なので、たんなる無機質な自動販売機と片付けずに、いろいろ周囲に目を凝らしてみると、意外におもしろい自動販売機に遭遇できるかも??

 そうだ、『自販機 BLOG』 なんてあったらおもしろいかしらん。 なんてね。

 ちなみに、私が 「え、こんなものが?!」 と驚いたのは、秋葉原名物 (?) 「おでんの自動販売機」 (AKIBA PC Hotline! より)。 うう~ん。 アキバならではか。



 もひとつ ついでに。 とあるお国には ... 「 「ありがとう」 と感謝 ―― ベルリンに 「しゃべるゴミ箱」」 (CNN.co.jp より) というものもあるそうな。

 ... ずいぶんけなげなゴミ箱だねえ。 さいしょに開発しようと思った人の気持ちは、汲みとりたい。



 BGM:
 Hiromi Go ‘Exotic Japan - 2 oku 4 sen-man no Hitomi’
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