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Onitsuka Tiger / tiger lily

2004年04月16日 23時34分13秒 | 想在
 今日は、友人がスニーカーを買いに行くのに付き合って、代官山へ行った。

 その友人。 どうも、N*ke や Add*d*s のスニーカーがお好みではないらしく、かなり昔からの asics 好きだという。 あの、体育館履きみたいな感じがいい、と。 で、新しいスニーカーが入り用となったので買いに行っても、asics のスニーカーがほとんどといっていいほど見当たらないので、「つぶれてしまったのでは ... (失礼 ! )」 と心配してしまったとか。

 なぜだろう? とインターネットで検索をかけてみたら、どうやらアナタ (だれ?)、いま、asics のスニーカーが流行っているみたいではないか。

 映画 “Kill Bill Vol.1” で、Uma Thurman が履いていた黄色と黒のモデルが、プレミアム?!

 なんてこった、ぜんぜん知らなかったよ ... と、映画のプログラムを確認してみると、おお、たしかに履いている ! asics だ !

 ... ということで、世間の事情にうとい われわれは、やっと、空前の (?) asics ブームによる売り切れ続出のために、靴店・スポーツ用品店で見かけなかったのだ、ということを知ったのだった ... 。

 で、そうなると、ますます手に入れたいという友人のために、さらに調査 (おおげさ) をつづけているうち、Onitsuka Tiger (asics の前身名称のもよう) の直営店が代官山にあることがわかり、そこであれば、型も色もサイズも豊富であろう、ということで、いざ、代官山に繰り出してみた ... というわけである。

 ちょいとどきどきしながら、店へ足を踏み入れてみると ... さすが直営店、お目当てのものがどっさり棚にならび、あっさり手に入れることができた。 おまけに “Kill Bill” ステッカーまでもらい。 あっけなく買い物終了。



 こんなにもあっさり入手できるとは思わず、さて、どうしようかねえ、と思案に暮れたが、せっかくなのでおいしいものを食べようということで、渋谷まで歩き、私の好きな京風うどん屋さんに行くことにした。

 三宿に本店のある 『夢吟坊』 へ。
 (渋谷の店舗は、「マークシティー」 内にある)

 ここの 「かき揚げうどん」。 京風の上品なだしに、極太のこしの強いうどんがおいしい ! かき揚げもたまらない。 ごぼうとにんじんと海老だけの、ごくごくシンプルなものだが、ごぼうの香ばしさがくせになる。 似たようなものを出してくれるお店もあるけれど、なにかが足りないような気がしてしまう。 私は、ごぼうのかき揚げは、いままで食べたなかでは ここのものがいちばん好きだ。

 ふぅ~。 友人はスニーカーを入手できたし、おいしいうどんは食べられたし。 満足満足。

 今日はこれにて、ゆっくり休もう .....





 ところで、Onitsuka Tiger. 鬼塚さんがつくった銘柄だというのはわかるが、なぜ "Tiger" なのだろう。 強そうなイメージにしたくて? 虎が好き? 阪神ファン?

 オニユリという花があるが、英名を tiger lily という。 鬼 ≒ tiger、ということだろうか。 とすると、鬼塚の 「オニ」 と tiger をかけているのかな?

 そういえば。 復讐の 「鬼」 と化した “The Bride” (“Kill Bill” の主人公の呼び名) が闘うときに着ていたジャージもスニーカーも、黄色地に黒のラインの入ったもので、まさに tiger のようだった、ともいえるか。 「鬼」 と tiger の観念に類似性があるのか、については、いずれくわしく調べてみたい。



 あ。 Natalie Merchant (ナタリー・マーチャント) というシンガー・ソングライターのことを思い出した。 この方のデビューアルバムの題名が “Tigerlily” という。 野に咲く花の素朴さと、「オニ」 のような力強さを併せ持つ、まさにオニユリを彷彿とさせる歌が、すてきなアルバムである。

 私も、ただきれいなだけでなく、ただどぎついだけでもない、強くたくましい花をひらかせる オニユリ のような女性になりたい、と思った。



 おっと、話が脱線した。 では、このへんで。



 BGM:
 Natalie Merchant “Tigerlily”



 (revised 13 May, 2004) (CD ジャケット画像削除)
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頭痛を予防するレストラン

2004年04月16日 12時00分29秒 | 呑食
 Nikkei BP より、

 『頭痛を予防する“ドクターズレストラン”が期間限定オープン』


 「“カフェごはん”で頭痛を予防しよう――。頭痛予防をコンセプトにしたカフェ「アスピリンカフェ」が、東京と大阪に期間限定でオープンする。これは、製薬会社のバイエル薬品(大阪市、栄木憲和社長)が“ドクターズレストラン”としてプロデュースするもの。頭痛を予防するメニューを提供するほか、解熱鎮痛薬のポスターなどを貼ってアスピリンをアピールする。」


 とのこと。

 「食事が人のからだに及ぼす影響」 については、以前から気になっていたので、「『食事で頭痛を予防する』 という新たな “健康法” を提案する」 というものに興味をひかれた。 わざわざそのお店に食べに行くかどうかまでは、微妙だけれど。



 とある人と、食生活の欧米化がもたらした影響、みたいな話をしていたとき、「人のからだを形作っているのは、その人が食べたものである」 という至極あたりまえのことを言われ、はっとしたことがある。 たしかに、それはそうだ。 ふだん じぶんが口にしているものが、じぶんの血となり、肉となっているのだから、どこかに不調をきたしたとしたら、その食事内容に原因がある、というのは納得できる。 もちろん、先天的なものや、寝不足、疲労、ストレス ... などの外的要因もあるであろうが。

 いわれてみると、ふだんから食べるものに気を遣っている人は、見た目も気持ちも若々しいことが多い。 疲れた、とか、どこかが痛いなどと言っているのをあまり聞かないし、仕事やらなにやら、公私共に順調なようだ。

 それに反して、このワタシ ... 。 ふだんから、酒場に入りびたり、ビールをかっくらい、好きなものを好きなだけ食べている。 それでもって、やれ頭痛がするだの、胃の調子が悪いだの、腰が痛いだの ... そんなとき、すぐ薬を飲んだりなんかして痛みをごまかしてしまうのだが、その場しのぎの抑止をつづけているよりも、根本的な原因を見直してすこしずつ改善し、「事前に」 防いでいく方が、からだのためにもずっといいだろう、と思う。

 あまり神経質になりすぎるのもどうか、という気もするが、じぶんの 「舌」 がよろこぶものばかりでなく、じぶんの 「からだ」 がよろこびそうなものを、おいしく、たのしく、バランスよく食べていけば、そのうち、からだもこころも、軽くなれるのだろうか ... 。






 BGM:
 The Style Council “Cafe Bleu”



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コメント (2)
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