ストロベリーナイト:誉田哲也
青年のための読書クラブ:桜庭一樹
こんなに面白い東京国立博物館:
ゲゲゲの女房:武良布枝
ハードボイルド/ハードラック:吉本ばなな(出版時の苗字)
岡本太郎が、いる:岡本敏子
イラクの小さな橋を渡って:池澤夏樹
寂聴 中国再訪:瀬戸内寂聴、平野啓一郎
太宰治全集より:太宰 治
(斜陽、人間失格、グッド・バイ、眉山、女生徒)
有頂天家族:森見登美彦
松林図屏風:萩 耿介
五重塔:NHK(美の壷)
青年のための読書クラブ。
これは非常におもしろかった。たまたま漫画コーナーをのぞいたら漫画にもなっていた。納得。漫画としてもしっくり&ぴったりくる。この毒があるかんじ、すきだな。
古典を読まねば。
寂聴 中国再訪:瀬戸内寂聴、平野啓一郎(2003年出版)。
再訪した感想を聞かれ、おふたりが一致した意見に「中国のある大きな本屋を訪れたとき、フロアでは多くの若者たちが立ち読みをしているのですが、ほとんどが古典文学をそれは熱心に読んでおり、一般書などでなく古典を選んでいたことに衝撃、関心(だったかな?)をうけた」とありました。
わたしも!と思い立ち、読んだこともない太宰さんを手にしたという流れ。
作家である平野啓一郎さんをしらなかったのですが、対談の中での平野さんのことばがとてもすてきでした。ことばの選び方にはっとすることがありました。なにげない会話のことばにとてもぬくもりを感じる。ぜひ著書を読んでみようとおもいます。
で、太宰さん。
あまりにダザイオサムというイメージが強すぎて、凡人の私には到底理解できないもの、といったような偏見からうまれる太宰治像がこびりついていましたが、読んでいくうちにぽろぽろとはがれていきました。
もっと小難しくて、1ページ読むのが難儀で、難解。難と言う字だらけ=太宰治が私の固定観念。
その意図することを理解するにはまだ遠いですが、この年で恥ずかしながら、読める&もっと読んでみたいと思い、純粋に読書を楽しむ以外にハードルをひとつとべたような爽快感がありました。小さな満足感。
有頂天家族。
タヌキ一家の話です。おもしろい。「夜は短し~」も奇想天外ですが、こちらもかなり。この方の想像力は・・・なんて宇宙規模なのでしょか。タヌキものといってあなどるなかれ。家族愛あり、そりゃなんじゃ~~!があったり、笑えるくだりやら盛り込んでどうしたって引き込まれるでしょうコレは。いまでは、強風がふくと天狗さまの仕業じゃ…とおもわずにはいられない。
青年のための読書クラブ:桜庭一樹
こんなに面白い東京国立博物館:
ゲゲゲの女房:武良布枝
ハードボイルド/ハードラック:吉本ばなな(出版時の苗字)
岡本太郎が、いる:岡本敏子
イラクの小さな橋を渡って:池澤夏樹
寂聴 中国再訪:瀬戸内寂聴、平野啓一郎
太宰治全集より:太宰 治
(斜陽、人間失格、グッド・バイ、眉山、女生徒)
有頂天家族:森見登美彦
松林図屏風:萩 耿介
五重塔:NHK(美の壷)
青年のための読書クラブ。
これは非常におもしろかった。たまたま漫画コーナーをのぞいたら漫画にもなっていた。納得。漫画としてもしっくり&ぴったりくる。この毒があるかんじ、すきだな。
古典を読まねば。
寂聴 中国再訪:瀬戸内寂聴、平野啓一郎(2003年出版)。
再訪した感想を聞かれ、おふたりが一致した意見に「中国のある大きな本屋を訪れたとき、フロアでは多くの若者たちが立ち読みをしているのですが、ほとんどが古典文学をそれは熱心に読んでおり、一般書などでなく古典を選んでいたことに衝撃、関心(だったかな?)をうけた」とありました。
わたしも!と思い立ち、読んだこともない太宰さんを手にしたという流れ。
作家である平野啓一郎さんをしらなかったのですが、対談の中での平野さんのことばがとてもすてきでした。ことばの選び方にはっとすることがありました。なにげない会話のことばにとてもぬくもりを感じる。ぜひ著書を読んでみようとおもいます。
で、太宰さん。
あまりにダザイオサムというイメージが強すぎて、凡人の私には到底理解できないもの、といったような偏見からうまれる太宰治像がこびりついていましたが、読んでいくうちにぽろぽろとはがれていきました。
もっと小難しくて、1ページ読むのが難儀で、難解。難と言う字だらけ=太宰治が私の固定観念。
その意図することを理解するにはまだ遠いですが、この年で恥ずかしながら、読める&もっと読んでみたいと思い、純粋に読書を楽しむ以外にハードルをひとつとべたような爽快感がありました。小さな満足感。
有頂天家族。
タヌキ一家の話です。おもしろい。「夜は短し~」も奇想天外ですが、こちらもかなり。この方の想像力は・・・なんて宇宙規模なのでしょか。タヌキものといってあなどるなかれ。家族愛あり、そりゃなんじゃ~~!があったり、笑えるくだりやら盛り込んでどうしたって引き込まれるでしょうコレは。いまでは、強風がふくと天狗さまの仕業じゃ…とおもわずにはいられない。