かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

仏像写真展いってきました

2009-04-21 12:43:45 | 映画・本・美術館
先週16日までの「極楽園」に閉館30前にかけ込みで行ってまいりました。

虎ノ門の仕事だったのが幸い!すべり込みセーフ!!!

さて、これは、巡回しないのでしょうかね?

とてもよかったですよ。とてもとても。

仏像写真で私が知る有名な方々は

入江さん
土門さん
小川光三さん

この先生方にはない、あたらな仏像さまの姿(ひかり)を見ました。

光(ヒカリ)がちがう。

引き寄せられて何度も眺めたのは「三十三間堂」の千手観音さまでした。
朝日に浮かびあがるイメージで、と三好さんのコメントがありました。

わたしにはまるで「来迎図」にみえました。
光り輝く千手観音さまたちが雲の上からお迎えにくるところは、きっと、きっとこんなふうなのだ。そう思わずにはいられない。
斜め上あたりからの目線で数体の観音さまがいらっしゃる写真なのですが、この写真を下から見上げて眺めてみたくなりました。

そうか、写真集を買えば自宅でみれるではないか・・・

なんて美しいのだろう。あのずら~っと勢ぞろいしている観音さまたちの厳かなお堂もよいですが、数体をおさめたこの写真は、大袈裟でなくこの世にいることを忘れてしまうような感覚をおこさせます。


有名なお寺の仏像さまたちを写した写真のなかで、ひとつ知らなかったお寺が国宝の阿弥陀如来さまがいらっしゃる「法界寺」でした。いつか京都にでかけたら、訪ねてみたいです。


入口のパネルに三好さんのことばがありました。


 お寺の(お堂だったかな)なかに楽園はある
 こころのなかに楽園はある


楽園か・・・

会場をでてから、和光(会場)の前で、お堂にいる自分を想像して、そのことばの楽園の意味をおもいました。

余談:
写真展でみた平等院のあの有名な阿弥陀さまは「モグロフクゾウ」に似ていました。以前からどこかで見たことのあるお顔なんだよなぁ、、、ずっと思っていたので、すっきりしました。これダメ?