2025年4月から風邪が5類感染症となります。
どんな影響があるのでしょうか?
新型コロナ感染症は、令和5年5月8日から「2類感染症から5類感染症」になりました。その影響はとても大きかったです。
患者さん側にとっても、自己負担金の激増がありました。でも、それは感染疑いの時、感染してしまった時の事で本当に稀なことですよね。一方、医療側にとっては、日々の患者さんの激減に繋がりました。補助金も同時に減ったので、同じ診療体制で同じだけ患者さんが来られても収入が減りました。来院患者さんは激減したので、収入は激減しました。政治の力の大きさを思い知らされました。それにしても、政治というのは、梯子をかけ、上へ上へと押し上げておいて、いきなり梯子を外すのですよ。新型コロナ診療のために小屋を建て、PCR検査機を3台導入し、屋外ドライブスルー外来のためにドデカイ屋根を作りました。現在、PCR検査のカセットが期限切れで多数廃棄処理しております。
坂根医院、新型コロナ感染症が2類から5類に移行したために多大な損失を被ったわけです。でも、来年4月の感冒の5類以降ではほとんど影響を受けないと思っています。
患者さんも、ほとんど影響ないと思っています。 ごちゃごちゃ言っている方もおられますが、杞憂です!!
そして、感冒の5類への分類。私は賛成です。この度の厚生労働省の動き、私としては珍しく、同意いたします!新たな感染症が来た時に素早く対応するために、急性呼吸器感染症(ARI全体像)を把握することは必要不可欠だと私は思います。
STAND BY ME - Ben E. King 【和訳】ベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」1961年