命のカウントダウン2(健康余命877日)

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A,B,C,D,E、どれが健康なのか分からない!!

2024-02-27 17:31:44 | 医療
人間ドックなどを受けたことのある方多いと思います。その他の健康診断を受けられた方も大抵の方が「A判定:良かった」と思ったことのある方多いのではないでしょうか。Aが異常なし、Bが軽度異常、Cが様再検査・生活改善、Dが用精密検査・治療、Eが治療中 こういった判定スケールが多いと思うのです。ですが・・・・

学校職員の定期健康診断の結果判定を書き込もうとして、あれぇ??と思ったのです。この判定スケールは上記のものとは全く逆で、Aは(要休業)「勤務を休む必要があるもの」そしてDが(健康)「全く平常の生活で良いもの」となっています。A,B,C,Dの後に1,2,3の数字が付いて1(要医療)、2(要観察)、3(健康)に細分されます。問題なく健康で医療を必要としなければD3となります。要注意で観察が必要ならばC2です。D1は全く平常の生活で良い健康人だけれど医療が必要な人?となっちゃいます。ややこしくて面倒ですねぇ。A判定で要休業って違和感ありませんか?


しかし、学校保健安全法施行規則 という約束事でこまごまと決められていて、簡単には変えられそうにないです。
ご丁寧な事に、上記の基準に従って医師がクラス分けをした後、職場の長が事後処置をどうするか迄こまごまと決められています。
こんな面倒な場所で働きたくないなと思いましたが・・・・考えてみれば、もっともっと細分化された「保険医療機関及び保険医療養担当規則 」でガチガチに縛られた中で、もっともっと面倒で不条理な規則の中で私は日々の診療を行っているのでありました!!
こんなの全文読んだ医者いるのかなぁ?


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