26日から栂池高原で冬のバカンスを高原で冬のバカンスを楽しんでおります。
バカンスと言っても、たったの5泊6日。
本場 フランスのバカンス法では年間25日の有給休暇が付与され、加えて11日の祝日も設けられているため、年間の休暇はEU圏でトップクラスの36日となるのだそうです。
フランスでは、バカンスは人間が元気に生きていくために必要なものと考えられており、休暇を取ることは当然の権利とされています。フランスでは、計画的に休みを取ってすべて消化するのが一般的で、バカンスのために働いているという表現もよく使われます。
私、雇用者ではなくて雇用主側なのですが、古稀も過ぎ、生い先短い今、可能な範囲で休暇を取って、バカンスを楽しみたいと思っています。そして、同時に、周囲の患者さんたちの「坂根医院依存度」を引き下げていきたいと思ってもおります。妙な言い回しで済みません。不遜に聞こえたらごめんなさいです。
頼りにしていただくのは、本当に嬉しいのです、ですが、何時までも働けないのです。そして、その時が近付いているのを身に染みて感じています。
やりがいのある仕事をさせていただき、頼りにしていただいて、幸せです。でも、いつまでも続けられないのです。寂しいけれど。
10数年前に、田原本町内で盛業であった北川先生が「60歳になったので引退する。」と言われ、キッパリと引退されました。ご本人は何年も前からそう決められていたそうで、本当に潔く廃院されたのですが、患者さんたちはなかなか大変そうでした。
私はそんな決断力有してないので・・・・どうしましょうかねぇ。
迷い続ける人生でございます。
雪国にて、降り積もる雪の中、いくら降り積もっても解け去る時が来る事を痛いほどに理解している私です。
その時期を、どのような形で迎えるのか?迷っている猶予が無くなりつつあります。
♫ 雪国 ♫ 吉幾三