写真に撮るのは間に合わなかったけど。
米子から羽田に飛び立つ飛行機の中から、空に浮かぶ虹を見た。
熊本、鳥取出張。
仕事の任務は達成した。
でも予想を上回るほどに、手に入れたものがあったと思う。
神がかってる気がした。
行こうと決断したことも。
行ってからの出来事も。
鳥取へ向かったのは、計画的に行ったわけじゃない。
今だと感じだからだった。
そしてみんなのスケジュールもぴったりはまった。
こんなことある?
慎ちゃんに伝えたかった事、伝えなければならないと思ったことがいっぱいあった。
でも、その内容について話したのは結局10分だけ(笑)
話す必要なんてないってくらいだったから。
これはもう導かれた来たんだなって思った。
あとはやるだけだ。
ここからはじまる。
ここではじめる。
竹のランプも素敵。
服を着たままで炭窯の上に横になるだけで、じんわりと体の芯から温まります。
南夫妻も初体験。
私と輝美ちゃんの顔見ればどれだけ癒されてるかわかるでしょう。
無防備すぎる(笑)
事務所には竹炭の火鉢があった。
これがまためちゃくちゃ温かい。竹炭火鉢、めちゃくちゃ温かい。
2回言っちゃう(笑)
慎ちゃんは理学療法士さんです。
その慎ちゃんが、今竹炭工房の代表を務めているのには訳があります。
話を聞けば聞くほど面白いし、聞けば聞くほど勉強になる。
これから一緒に大山の慎ちゃんと。
海士町の輝美ちゃんと。
南夫妻も巻き込んで。
そして赤羽のイサヲちゃんも連れて来ちゃうけど。
新風を巻き起こしていこうと思ってます。
事業として成り立たせるのはもちろんだけど。
でもそれ以外のところが重要で。
みんなと一緒に作るということが重要で。
これからの人生の設計図を、みんなで描きたいなと思ってる。
みんなで楽しくワクワクしながら、ものづくりをしていけたらいいなと思ってる。
ただモノをつくるのではなくて、物語をつくっていくんだ。
絵を描くように。
小説を書くように。
一つのストーリーが生まれるんだ。
それが楽しみで仕方がないんです。
そして大山には、もうひとつ。
行きたい場所が出来ました。
スタイリストであり、one’sのオーナー、サクさんの別荘。
本当に素敵な場所でした。
大草原の小さな家に出てきそうな作り。
部屋の中には暖炉。
中はストーブだけど(笑)
ロフトからみた図。
ペンションにでも来た気分。
翌日の朝、集合写真を撮ってないことに気がついて慌てて撮る(笑)
輝美&南夫妻は先に出発。
雪ですよ。雪。
シンボルのように松がそびえ立つ。
思いがけず、サクさんと2人っきりでお話しする時間ができたことは、神様からのプレゼントだったんだと思う。
すごく大切な贈り物を頂いたような時間だった。
輝美ちゃんがよく「こんな大人になりたい!」と、サクさんのことを言ってたけど、それがよく分かった。
自分らしく生きる。
やりたいことをやる。
サクさんは思い切り、自由な人だった。
その自由に生きる選択するときの決断力が、また素晴らしくかっこよかった。
自由に生きるには、自由に生きるための責任が伴う。
そんな自由があるんだなって。
そんな決断ができるんだなって。
あー、こんな大人になりたいなって。
本当にそう思った。
なんか本当に、島根だったり、鳥取だったり。
生きるというか、生活というか。
東京にはない、生命の力強さがあるなと思った。
だからきっと、わたしは何かに導かれて行っているんだ。
それはきっと、輝美ちゃんと出会えたから。
それはきっと、了くんと出会えたから。
それはきっと、2011年のあのとき。
自分の感じた衝動のままに、人間という生命として行動したからだ。
お父さんが言ってくれたんだんだ。
会社を継ごうと決めたとき。
少しばかり不安になって、本当に私に出来るんだろうかと言ったとき。
「その行動力があれば大丈夫だ」って。
だから大丈夫。
自分を信じよう。
来年始まる新たなストーリー。
楽しみだなー!