「Show the flag!」
同時多発テロが起こったとき、
当時のアーミテージ米国務副長官が
柳井駐米大使に言ったとされる言葉です。
たしか、
その後の支援物品に日の丸の旗をつけて
輸送して、
ん?そういう意味?
って話題になって流行した言葉。
本当は、
「意思表示を明確にしろ。」
または
「立場を鮮明に出せ!」
ついには
「敵か味方かはっきりせよ!」
という意味です。
日本語にも
「旗幟鮮明(きしせんめい)」
という同じ言葉がありますね。
当時、研修でも賛成か反対か
意思表示して、という代わりに
「Show the flag!」
を多用していた記憶があります(笑)
さて、大学の授業も蔓防発令前に終了しました。
キャリアの授業では最終プレゼン。
キャリア目標、
アイデンティティ
未来予測
アダプタビリティ
を構成自由で発表します。
「バックキャスティング」で
先にキャリア目標を設定して考えてもよし。
「フォアキャスティング」で
未来の可能性を広げてもよし。
学生の選択は半々でした。
本当は両方を行ったり来たりして考えるのが良いでしょう。
未来を決めることに躊躇するとか
やりたいことが見つからない、
そんな時も
一旦、仮説思考で、
仮決定をしてみる、というクセをつけると良いです。
色んな仮決定をしていくうちに
一旦決めることに抵抗が無くなっていって
仮決定の精度が上がります。
キャリアは仮決定の連続。
いつでも変更も中止も休止も自由ですから。
仮決定を変更していないのなら
うまくいっているのでしょう。
おっと、話が逸れました。
話を元に戻しましょう。
ただ、仮であっても
「やりたいこと」や
「自分らしさ」が
はっきりしている=旗を上げられている
=旗を立てる。
=意志を見せる。
と
情報と支援を得やすい。
学生たちが
他の学生たちのプレゼンからも
多くの気付きを得ていた
最終授業でした。
大学のキャリア教育も
プロティアン。