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フランスの小学校には必ず置いてある、と
いわれるほど、フランスでは定番の絵本。
ついに、日本語訳で発売です。
子ども向けの本ではあるのですが、
本当は怒りたくないのに、
子どもに怒ってしまう、当たってしまう、
1日中いっしょにいると、イライラしてしまう、
自粛生活っていつまで続くの?
早く学校始まってくれないかしら。
そんな親御さんにも、オススメの一冊。
私が所属している
日本アンガーマネジメント協会の推薦書でもあります。
日本アンガーマネジメント協会には、
五才からアンガーマネジメントを学べるプログラム
「アンガーマネジメントキッズ講座」があるのですが、
その中でも、お伝えしている、
大事なことの一つに、
『怒りの外在化と客観視』のワークがあります。
怒り感情を自分の外に出して、
自分と感情を離して、客観視するワーク。
これを子どものうちから練習していると
思春期のホルモンバランスが崩れる時期に
怒りと一体化して暴れる、なんてことに
ならなくて済むこともあるのです。
(大人になっても一体化している人もいますけど…)
アンガーマネジメントは、トレーニングで
身につけるものなので、
正しいトレーニングのしかたを知って、
練習すれば、誰でもできるようになるんですよ。
アンガーマネジメントは、
思春期を迎える前に、こどものうちから
練習しておきたいことです。
感情を感じるのは悪いことではない。
感じる感情に良いも悪いもない。
でも、自分が怒りと一体になってしまって
感情に振り回される、のではなく、
自分は今、こんな怒りを感じているんだな~、と
感情から離れること、が、
この絵本の主役、ロベール君には
出来ているのです。
だから、彼には怒りが見えているんですね(^^)。
これは、怒りと一体化してしまって
後悔したり、
罪悪感を感じた経験がある大人にも
ぜひ、読んでほしい一冊です。
2頁にわたる、
日本アンガーマネジメント協会 代表理事の
安藤俊介代表理事の解説も
読んでみてください。
一読の価値あり!です。