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企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

リーダーの言語化スキル 職場の活性化って何をすること?

2017年10月20日 14時14分16秒 | 企業研修
しばらく、ご無沙汰してしまっておりました。

いつの間にか、秋になっています。
秋は、リーダーシップ研修や、階層別研修が多くなる季節です。


さて、
これから管理職やリーダー職に就く人に大切なこと、大切な力は、
たくさんありますが、
その内の一つは、「言語化」する力。

言葉にしないと通じないのに、日本には、「察してほしい」という文化が
まだまだ根強く残っています。

「わかるだろう」は、幻想だと、早く気づくことです。

普段使っている言葉も、解釈を理解し合っていない言葉がとても多いです。
職場の目標ですら、共有できていないことが多いのです。

そのうちの一つが、「職場の活性化」。

こう言い合っている職場は、少なくないのですが、
「活性化」って何をすることでしょう。

職場の方々と、職場が活性化ができているとは、何ができていることか、
これができていたら、活性化ができている、のこれってなぁに?
何ができていなかったら、活性化していないっていう証拠。
さあ、それってなぁに??
この質問に、口頭でもいいですし、書いてもいいので、
答えて言葉にしてみてください。

なんとなく、わかっているような気がするだけで、
さて言葉にしようと思うと、
まったく理解できていない、ということに気づくことが多いです。

全員が、同じ言葉で答え、同じイメージを共有できていたら、
その目標は、達成できるでしょう。
でも、皆がテンデバラバラなイメージを持っていたら。。。

そのような職場の仕事・・・とても不安ですね。

まずは、リーダーが言葉で伝えていないと、
メンバーは、勝手な解釈をしている可能性が高いです。
リーダーには「言語化」スキルが必須です。
かつ、何度も角度を変えて伝え続けること。
そして、チームに言葉とイメージを浸透させることが必要になってきます。

ぜひ、あなたの職場でも「わかっているはず」な言葉を
皆でもう一度、言葉で説明しあってみましょう。

少しずつずれてきているイメージを合わせる作業は、
どんなチームにも必要です。
職場でなくても、スポーツでも。

ぜひ、確かめ合ってみましょう。



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