【教育は、繰り返しである】
恩師の奈良女子大の故曽根靖雅元教授から、
それこそ、繰り返し習った言葉を思い出しました。
「回数を重ねて、やっと言葉が意味を持って聴こえるようになってきた」
今日は、大学生と。
インターンシップ事前学習の3回目。
1週間置きに、3回参加して、ようやく
「言われていることの意味が感覚で身体に入るように、わかってきた」らしい。
はじめは、何を言っているんだろう。。。と
言葉をわかった気で聴いてはいるけど、大切なことだとは思ってはいたけど、
本当の意味での「理解」の域にはいなかったとのこと。
ようやく、言葉が意味を持って、
腹の底に聴こえるようになってきたんだそう。
そうか~。
そう伝えてくれる学生の存在も、素晴らしいし、ありがたい(^^)。
学生の言葉に、感動しながら帰宅すると、
メーカーの新入社員フォロー研修のアンケートが届いていた。
ビジネスマナーを、初期教育でもやっているし、
そのときでも、「わかった」「できる」と思っていたけど、
今回のフォロー研修で、ようやく、
ビジネスマナーを本当に理解した気になったとのこと。
伝わってくるのは、同じこと。
少し時間をおいてから、再度学ぶことで、
理解度、腹落ち度 が格段と違うものなのですね。
コストと効果のバランスで悩んでいらっしゃる
あらゆる人材育成、教育のご担当者に、
ぜひ、お伝えしたい言葉でした。