さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

教育の 「効果」 は、コスト削減では得られない。

2015年06月26日 19時21分26秒 | キャリアコンサルティング

【教育は、繰り返しである】
恩師の奈良女子大の故曽根靖雅元教授から、
それこそ、繰り返し習った言葉を思い出しました。



「回数を重ねて、やっと言葉が意味を持って聴こえるようになってきた」


今日は、大学生と。
インターンシップ事前学習の3回目。

1週間置きに、3回参加して、ようやく
「言われていることの意味が感覚で身体に入るように、わかってきた」らしい。

はじめは、何を言っているんだろう。。。と
言葉をわかった気で聴いてはいるけど、大切なことだとは思ってはいたけど、
本当の意味での「理解」の域にはいなかったとのこと。
ようやく、言葉が意味を持って、
腹の底に聴こえるようになってきたんだそう。


そうか~。


そう伝えてくれる学生の存在も、素晴らしいし、ありがたい(^^)。



学生の言葉に、感動しながら帰宅すると、
メーカーの新入社員フォロー研修のアンケートが届いていた。
ビジネスマナーを、初期教育でもやっているし、
そのときでも、「わかった」「できる」と思っていたけど、
今回のフォロー研修で、ようやく、
ビジネスマナーを本当に理解した気になったとのこと。

伝わってくるのは、同じこと。

少し時間をおいてから、再度学ぶことで、
理解度、腹落ち度 が格段と違うものなのですね。


コストと効果のバランスで悩んでいらっしゃる
あらゆる人材育成、教育のご担当者に、
ぜひ、お伝えしたい言葉でした。
コメント
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