ご存じでしょうか。
今の若者たちは、想像以上にテレビやニュースを見ていないんです。
情報を何で得るかというと、YouTubeとかInstagramなどの
SNSと答える学生が多く、
しかも、それで十分だと言ったりします。
なので、時事問題に非常~~~に疎い。
知らなければ、無かったことに…はならないのですけど。
「テレビなんて見ない、面白くない」
新聞なんて、もっと読まない。
自分の興味のある情報については、マニアックなほど濃く得るんだけど、
知っていることに偏りがある。
だから、
今のコロナの状況も、情報を入れてくれる人がいなければ、
「友達が言ってた。」くらいの情報しか
持ち合わせていない人が多いのが現状です。
彼らの情報リテラシーの低さが、彼らを街へ出しているともいえます。
情報リテラシーで、情報の取捨選択ができるようになるには、
まず、多量の情報を得て、取捨選択するトレーニングをする必要があります。
最初から情報に触れないのは、命取りになると、授業でも伝えてはいますけど。
(「まず、多量の情報を得て、取捨選択するトレーニング」ができていないと、
間違ったネット情報や、既に情報が上書きされている古い情報に則ってレポートを書いてくる、という悲劇が起こります。)
若者たちへ。
いまこそ、情報を得るときです。
あなたたちが元気でも、知らないうちにウィルスがついていると、
高齢者や持病がある人にとっては感染の「加害者」となってしまいます。
志村けんさんも亡くなりました。
感染予防は人を死なせない、第一歩です。
年配者に多いのは、トイレットペーパー買い占めなどに見られる「情報に過剰に反応する」タイプで、
若者に多いのは、興味のあること以外の「情報から孤立する」タイプと
知らなくても何とかなると思っている「情報に鈍感なタイプ」、
かもしれません。
適切な情報リテラシーを身につけてほしいと思います。