【軸飾りのお稽古】
茶の湯で一番大切なのは
濃茶。
お茶を一杯差し上げます。
というときの
お茶は、濃茶のことを指します。
お道具で一番大切なのは、
お軸。
お茶のお稽古の基本は、
亭主ぶり、客ぶり、水屋ぶり、の
3つ。
もてなす側、もてなされる側、 そして、裏の仕事ぶりを
お稽古します。
亭主のお稽古の基本、
飾物五箇条の一つが
軸飾り。
お正客との挨拶の後、
お正客に促されて
客の前でお軸を床に飾ります。
その所作も無駄なく美しく。
客たちの拝見の後の
お正客との会話では、
お軸に書かれた
(お茶の歴史は禅寺から始まっているので)
禅語の言葉や云われ、
書いた人の名前、立場、年代、
装丁の生地や紋様の名前、
などを、正客に問われて
亭主が説明します。
茶の世界は、
文化と知性と
コミュニケーションの世界です。
それにしても、
ありがたいことに、
お稽古でも良いお茶を頂けるので
ほおぅ、美味しい〜〜💕と
自服(自分で練って自分で飲むこと)
していながら、
お茶の味わいに癒されます。
ちなみに、
濃茶は練りますし、
薄茶は点てます。
仕事のほかに、
好きなことをする時間を大切に。
コロナ禍に、
一時的に出張移動がなくなり、
お茶のお稽古に復帰してから、
趣味の時間を持つことの大切さに気づきました。
オタク気質なのか、
お茶の世界が沼なのか、
仕事も趣味も深くハマるタイプです。