春は、いろいろ環境が変わる時期でもあります。
距離や物的環境や、仕事内容も、
人に影響をあたえるけど
一番メンタルにくるのは、やはり
「人」。
人間だから人間が一番影響あるんですよね。
さて、
パワハラとか、イジメとか、明らかなハラスメントは
筋を通して解決すべきだけど、
よくあるのは、
『あんな言い方しなくても』
のような、よぉく聞けば、
注意や指導をしているのに
そう受け取らない、受け取れないケースです。
言っている『内容』よりも、
『言い方』に左右される人がいます。
そういう人の方が多いです。
新入社員研修では、
『どう』言われているか、ではなく
『何を』言われているかを捉えなさい
と、指導しています。
『HOW』ではなく
『WHAT』に注目するように。
人は、コミュニケーションが下手です。
まるでAmazonの包装のように、
こんな小さなものを、こんな大きな箱で？(大袈裟！)
とか、
大袈裟な包みに、緩衝材に包んで、コレ？(まわりくどい！)
とか、
中身は良いものなのに、この包み方？(もったいない！)
とか
何度も言いますが、
人はコミュニケーションが下手なんです。
中身に合う包み方ができる人は、ほとんどいません。
『言い方』は包装紙です。
包装紙だけ立派で、中身はカス、な人も多いです。
包装は、無骨でゴツいけど、言っていることは本質、なことも、
とても多いです。
言い方＝包装の仕方
が悪いから、受け取ってもらえていないだけで。
包装にゴマかされずに、
中身をしっかりとみてごらん。
あなたに、何を伝えようとしているか、
あなたに、何を持たせようとしているか。
いつまでも、肌触りに騙されている
コドモでいないで、成長しなさい。
肌触りだけよくすることなんて、簡単です。
嫌われないようにうわべだけ優しい言い方をすることなんて
簡単です。
ズル賢い人にとっては、とっても簡単なこと。
あなたが損しようが、関係ないなら
教えずに誉めときゃいいんです。
人をただ誉めるなんて簡単ですよ、
だって、子どもだましって言うでしょう？
それを見破れないようなオトナを誉めるんだから、
簡単に決まってるでしょう(笑)。
あなたの周りにも、
不器用でも、包み方が下手でも
ちゃんと中身を渡してくれている人が
いるはずです。
はやく、そのことに気づいてください。
『言い方』ではなく、大切なのは
『内容』。
『どう』言うか、ではなく
『なに』を言っているかを、聴くこと。
いつも怒鳴られている、のではなく、
いつも教えてもらえている、のかもしれません。
あなたの指導役は、コミュニケーションの達人ではなく
単なる先輩です。
教え方など教えてもらってない、単なる先輩です。
指導の仕方に文句を言うのではなく
教えてくれていることに感謝しなさい。
新入社員研修で、私が必ず伝えることです。
もちろん、OJTのトレーナー研修もしてますけどね(^^)。
言い方って、そんなに簡単には変わらないものなのよ。。。
