いやぁ〜
・本日5時16分、東京・横浜で巨大地震が起きる
という予言が外れて良かったです。
夜勤だったので、それなりに警戒はしていましたが、かなり噂になっていたようなので「量子力学」の力により外れたのかもしれません。
予言外れた〜、やった〜、やっぱりデタラメじゃ〜ん
とバカにしているとやられちゃうかも。
日頃から防災意識は高めておきたいと思います。
・天災は忘れた頃にやってくる
ですね。
さて、「養生訓」総論上のつづき
の続きです。
ポイントは、2つ。
・養生のコツはまず
・心を静かに、安心させること
・その上で飲食や色欲は慎み
・規則正しい生活をして
・体は労働させること
というのが一つ。
・鍼灸や薬に頼るのは下策
・養生することで病にかからないようにするのが上策
・兵隊(鍼灸や薬)を用いて国(病)を治めようとすると
・臣民(病・ウイルス・細菌)から恨みを買い、反乱を受けることになる
・これは下策ではないか?
・徳(養生)を持って国(病)を治める
・これが上策なのではないか?
というのが一つ。
新型コロナウイルス感染症予防対策の参考にもなるな、という感想です。
・ワクチンや治療薬頼みか
・養生して予防するか?
・養生のコツはまず
・心を静かに、安心させること
・その上で飲食や色欲は慎み
・規則正しい生活をして
・体は労働させること
というのが一つ。
・鍼灸や薬に頼るのは下策
・養生することで病にかからないようにするのが上策
・兵隊(鍼灸や薬)を用いて国(病)を治めようとすると
・臣民(病・ウイルス・細菌)から恨みを買い、反乱を受けることになる
・これは下策ではないか?
・徳(養生)を持って国(病)を治める
・これが上策なのではないか?
というのが一つ。
新型コロナウイルス感染症予防対策の参考にもなるな、という感想です。
・ワクチンや治療薬頼みか
・養生して予防するか?
(以上、引用終わり)
では、薬や鍼灸に頼らず「養生」する術とは何か?
・やるべきことをやって、からだを動かし、気を巡らすこと
・やるべきこともやらずに、身体を休め、眠ってばかりいたら健康を害する
と仰っています。それはごもっともダス。
養生の術は、つとむべき事をよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす。
つとむべき事をつとめずして、臥す事をこのみ、身をやすめ、おこたりて動かさざるは、甚(だ)養生に害あり。
久しく安坐し、身をうごかさざれば、元気めぐらず、食気とどこほりて、病おこる。
ことにふす事をこのみ、ねぶり多きをいむ。
そして、
・食後は歩け!
と言います。
・食休め
という言葉で
・食後は少しじっとして休むもの
かと思っていましたが、
益軒さんはやっぱり厳しい・・・・
食後には必(かならず)数百歩歩行して、気をめぐらし、食を消すべし。ねぶりふすべからず。
・食べてすぐ寝るな
はわかりますが、
・食後は必ず数百歩歩け
ですと・・・・
もし食後に激しい運動をした場合は、消化のために胃に集まるはずの血液が他に回ってしまい、胃が虚血状態になるので腹痛が起こる、はずです。
あくまで、
・数百歩(考えてみれば大した歩数じゃないな)歩け
と。
すぐに横になったり伏したりせずに、軽く動けよ、ってことなのでしょう。
それよりも大切に感じたことは、
・つとむべき事をよくつとめて
の部分です。
家業をよくつとむるは、皆是養生の道なり。
つとむべき事をつとめず、久しく安坐し、ねぶり臥す事をこのむ。是大に養生に害あり。かくの如くなれば、病おほくして短命なり。戒むべし。
・真面目に働くこと
が養生の道、ということですね。かしこまりました。
さらに、
・地位や名誉や金のために、人にへつらい、神頼みをする人が多い
そんなことをするよりも
・健康長寿を求めて養生に努める方が叶いやすい
・いくら金持ちになったって、病に苦しみ短命では意味がない
と仰っています。
世に富貴・財禄をむさぼりて、人にへつらひ、仏神にいのり求むる人多し。
されども、其しるしなし。無病長生を求めて、養生をつつしみ、身をたもたんとする人はまれなり。
富貴・財禄は外にあり。求めても天命なければ得がたし。
無病長生は我にあり、もとむれば得やすし。
得がたき事を求めて、得やすき事を求めざるはなんぞや。愚なるかな。
たとひ財禄を求め得ても、多病にして短命なれば、用なし。
そして、繰り返して出てくるのが
・鍼灸や薬に頼らず、養生に努めること
・欲の赴くままにしない、ことが養生の道である
人の身をたもつには、養生の道をたのむべし。針・灸と薬力とをたのむべからず。人の身には口・腹・耳・目の欲ありて、身をせむるもの多し。古人のをしえに、養生のいたれる法あり。孟子にいはゆる「慾を寡くする」、これなり。
・怒り、悲しみ、憂、思いは胸中1箇所に気が滞る
・このような感情が過ぎて気が滞ることが病のもとである
気は、一身体の内にあまねく行わたるべし。むねの中一所にあつむべからず。いかり、かなしみ、うれひ、思ひ、あれば、胸中一所に気とどこほりてあつまる。七情の過て滞るは病の生る基なり。
総論上の最後の項目は、
・俗人は欲望のままに生きて礼儀を欠き、気を養うことなく、天命を全うできない
・仙術の士(怪しい健康法を実践する人)は気を養うことに偏り過ぎて、人の行うべき道から外れてしまう
・思想集団は頭でっかちになり過ぎて、気を養うことをしない。
バランスが大事、ということでしょうか。
俗人は、慾をほしゐままにして、礼儀にそむき、気を養はずして、天年をたもたず。理気二ながら失へり。仙術の士は養気に偏にして、道理を好まず。故に礼儀をすててつとめず。陋儒は理に偏にして気を養はず。修養の道をしらずして天年をたもたず。此三つは、ともに君子の行ふ道にあらず。
「養生訓」は結構当たり前といえば当たり前の健康法を説いているので、
・あまり目新しいものはない
ように思います。
・感染症の「予防」も然り
王道の感染症予防や健康的な生活習慣をしっかりとやることが1番、なんだろうなぁと感じます。
自分の仕事や生活の中で、自分のできる範囲で。
そして、
・ウイルスや菌を攻撃するような薬に頼るやり方は下策
であり、
・薬に頼らずに、「養生」して病にかかりにくい体にしておく
ことが上策
なのだろうな、と思いました。
「総論上」はこれでおしまい。
最後まで読んで頂いて有難うございます。
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