虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

新型コロナを舐めたらあかん

2020-08-30 08:07:00 | 日記
新型コロナウイルスは「ただの風邪」
というような雰囲気も広まっている気がするので・・・(私もブログでそのような論調で書いたこともありますが、要はバランスなんでしょうねぇ)


スペインフルの第一波は1918年の3月に米国とヨーロッパにて始まりますが、この(北半球の)春と夏に発生した第一波は感染性は高かったものの、特に致死性ではなかったとされています。
しかしながら、(北半球の)晩秋からフランス、シエラレオネ、米国で同時に始まった第二波は10倍の致死率となり、しかも15~35歳の健康な若年者層においてもっとも多くの死がみられ、死亡例の99%が65歳以下の若い年齢層に発生したという、過去にも、またそれ以降にも例のみられない現象が確認されています。

(引用終わり)

・うがい
・手洗い
・マスク(熱中症には十分注意して)
・バランスの良い日本食や
・規則正しい生活習慣(「養生訓」も参考になります。)

は油断せずに行いたいと思います。

災害も感染症も事件や事故も、あらゆることが
・忘れた頃にやってくる
と思われます。

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感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」11ー飲食上その5ー

2020-08-30 07:24:00 | 養生訓
の続きです。

諸獣の肉は、日本の人、腸胃薄弱なる故に宜しからず。

多く食ふべからず。

烏賊・章魚など多く食ふべからず。

消化しがたし。

鶏子・鴨子、丸ながら煮たるは気をふさぐ。

ふはふはと俗の称するはよし。

肉も菜も大に切たる物、又、丸ながら煮たるは、皆気をふさぎてつかえやすし。


・日本人は胃腸が丈夫じゃないから、肉は食べ過ぎないこと

・イカやタコも消化に悪いから食べ過ぎないこと

・鶏卵やアヒルの卵も丸ごと煮て食べるのは気を塞ぐ

・俗にいう「ふわふわ卵」にして食べるのは良い

・肉も野菜も大きく切ったものや、丸ごと煮たものは気を塞いでつかえやすい


「ふわふわ」はいいんだぁ〜


とにかく益軒さんは、

・消化に良くないものは食べ過ぎるな

とおっしゃっていて

・硬いもの、脂っこいもの、大きいもの

がそれに当たるようです。


 味噌、性和(やわらか)にして脾胃を補なふ。

たまりと醤油はみそより性するどなり。

泄瀉(嘔吐や下痢)する人に宜しからず。

酢は多く食ふべからず。

脾胃に宜しからず。

然れども積聚(しゃくじゅ:胃けいれん)ある人は小食してよし。

げん醋(げんそ:濃い酢)を多く食ふべからず。


・味噌は成分が柔らかで脾胃の働きを補ってくれる

・醤油は味噌よりも成分が強いから嘔吐や下痢をする人にはよくない

・酢は脾胃に良くないから摂りすぎはダメ

・胃痙攣がある人は少しならいいよ


味噌はやっぱりいいんですね。

被曝された方でも、味噌汁を飲んでいたことが生存につながった

という話もありますね。


新型コロナ感染症「予防」としても、毎日味噌汁飲むことは期待できるという話もあります。

まぁ、味噌は悪いことはなさそうです。


食物の気味、わが心にかなはざる物は、養とならず。

かへつて害となる。

たとひ我がために、むつかしくこしらへたる食なりとも、心にかなはずして、害となるべき物は食ふべからず。

又、其味は心にかなへり共、前食いまだ消化せずして、食ふ事を好まずば食すべからず。

わざととゝのへて出来たる物をくらはざるも、快からずとて食ふはあしゝ。

別に使令する家僕などにあたへて食はしむれば、我が食せずしても快し。

他人の饗席にありても、心かなはざる物くらふべからず。

又、味心にかなへりとて、多く食ふは尤あしゝ。


・自分が食べたくないと思うものを食べるのは良くない

・手間暇かけて調理した食事でも、食欲がわかなければ食べちゃダメ


ここは要するに

食欲がわかないときは、無理して食べると良くない

ってことですね。


そして、


又、味心にかなへりとて、多く食ふは尤あしゝ。


やっぱり


いくら美味しい〜、と思っても食べ過ぎちゃダメだぞ


ってことをおっしゃっています。

益軒さん、これは一貫していますね。


・養生訓=節制訓


とも感じます。


今日はここまで〜まだまだ先は長そうです。当たり前のようであってもいろいろ発見があるので、のんびりやっていきます。

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