カトリック情報 Catholics in Japan

スマホからアクセスの方は、画面やや下までスクロールし、「カテゴリ」からコンテンツを読んで下さい。目次として機能します。

イスラエルの砲弾を日本人宗教者たちが祝福・添え書き

2023-11-30 09:18:41 | 時事
 宗教者と言っても、キリストの幕屋という超異端の人たちですが。この宗教は、創始者は手島郁郎という元プロテスタントでしたが、その後は日ユ同祖論などを特徴として、神道大本のような明治後のスピリチュアル神道の影響をかなり受けている感じがします。


 彼らによると、同祖論の見地から、イスラエルは日本人の故郷であり、心のよりどころであり、大事なのでしょう。今回の戦争が始まると、頻繁にイスラエル支持のデモを日本ではしていますし、はるばるイスラエルに行って、このような愚行もしています。

 この奇行はイスラエルの宣伝に使われ、中東諸国も報じていますし、迷惑な話です。日本人が誤解されますし、日本が不必要な恨みを中東諸国から買う可能性が高いです。だって、パレスチナ人の虐殺に使う砲弾や爆弾に、日本人が祈りのメッセージを沢山書いているわけですよ。

 政府は止めろ、という声もありますが、無理でしょう。だって、統一教会同様、キリストの幕屋は、歴史的に自民党の大切な票田です。強くは出にくいでしょう。

 では、日ユ同祖論は正しいのでしょうか。これは古代にいろんな民族に紛れて、日本列島にやってきた人の中に僅かながらにユダヤ人が混ざった可能性はありますが、それは他の国、他の地域も一緒でしょう。日本語とヘブライ語との間に、何十語か共通する単語があるという話も聞きましたが、そういう言葉の相似は、どの言語の間にも成立します。日本語とドイツ語の間にも、同程度の共通性があるようです。このような傾向を何と呼ぶのか忘れてしまいましたが、全ての言語の間には、大抵、多少の共通点が互いに成立するようです。

 ただし、太祖のノアまで遡れば、ユダヤ人と日本人は、明らかに同祖でありましょう。当然ですよね。だからこそ、全ての言語の間には、30語程度であれ、多少の意味や音の共通する単語があるのかもしれません。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。