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【速報中】バイデン氏が勝利に近づく、トランプ氏は法廷闘争も視野(WSJ)

2020-11-05 18:55:00 | 時事
【速報中】バイデン氏が勝利に近づく、トランプ氏は法廷闘争も視野(WSJ)

2020 年 11 月 5 日 17:38 JST (ウォールストリートジャーナル)

 民主党候補のジョー・バイデン氏は中西部の激戦州ミシガンとウィスコンシンで勝利を確実にし、ホワイトハウスへ近づいている。一方のドナルド・トランプ大統領はカギを握るアリゾナ州での逆転を狙っているほか(AP通信はすでにバイデン氏の勝利が確実と報道)、ミシガンやジョージアなどで票の集計を巡り提訴に踏み切っている。

17:25JST

大統領選、トランプ支持者の結束の固さ裏付け

 2020年米大統領選の結果はまだ判明していないが、地方有権者を中心とした保守派のポピュリストムーブメントは、2016年一度きりの偶発的なものではなく、永続的な組織票になる可能性が既に明らかになった。ドナルド・トランプ大統領は、多様化が急速に進む国家を統治しているにもかかわらず、自らの基盤をテコに大半の激戦州で互角に争い、上院選での共和党優位を後押しした。

 その証拠はオハイオ、アイオワ、フロリダ、テキサス4州でのトランプ氏の決定的な勝利――同氏は2016年もこれらの州で勝利している――や、現職の共和党上院議員が民主党の対立候補を破ったアイオワやメーン州などでの共和党の予想外の健闘に表れている

 民主党は、アリゾナなど勝敗を決するような一部の州で勝利を収めたものの、全米各地の共和党寄りの地域で重要な議席を獲得または維持することができなかった。共和党の政治力を弱めようと、全米から数千万ドルに上る小口献金が寄せられたにもかかわらずだ。

 バイデン氏がトランプ氏に勝ったとしても、両者の票差は世論調査が示す内容や民主党当局者が期待するよりも狭まる公算が大きい。一部の重要な州で、トランプ氏は2016年を上回る数の地方の白人居住区を覆した。共和党の選挙戦略家は、民主党がそうした世帯で支持を失った原因は政策だけでなく、文化的な面にもあると指摘。共和党有権者は政治演説や社会問題を巡る文化戦争とみなしていると述べた。


12:19JST

ツイッターの偽アカウント、報道機関装い偽の勝利宣言

 ツイッターのアカウントで米報道機関を装ったものが4日、複数見つかった。大統領選で結果が判明していないにもかかわらず民主党候補ジョー・バイデン氏の勝利を宣言するという虚偽の内容を掲載した。大統領選関連のオンライン上のやりとりに偽情報を挟み込もうとする組織的な活動とみられる。

 ツイッターは直ちにこうしたアカウントを停止した。これらのアカウントはAP通信やCNNのロゴとアカウント名をまねていた。両社はそれぞれ独自に選挙結果を報じている。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したツイートの大半は、バイデン氏が多くの州で勝利したことを結果判明前に発表しようとするものだったが、ドナルド・トランプ大統領の再選が決まったと断言するものもあった。

 4日午後にはAP通信を模倣した3つのアカウントが、ミシガン州でバイデン氏が勝利したと同じ言葉遣いで明言した。実際にAP通信がこれを報じる数時間前のことだった。4つ目のアカウントはジョージア州の結果について同様に明言した。WSJは最初にこれらのアカウントを特定し相互に関連があることを伝えた。


11:40JST

ジョージア州が大接戦、トランプ氏のリードは0.8ポイント

 米ジョージア州では、開票率98%の段階でドナルド・トランプ大統領と民主党候補ジョー・バイデン氏の得票率が拮抗(きっこう)している。AP通信が伝えた。トランプ氏は0.8ポイント(4万票未満)の差でリードしているが、得票率は50%に届いていない。

 同州の州務長官によると、午後8時の時点で12万2535票が未集計となっている。民主党支持者が多い複数の郡の投票も含まれているという。

 ジョージア州の選挙人は16人。バイデン氏が勝利すれば、同氏の獲得選挙人数は当選に必要な270人を上回る。

10:08JST

選挙巡るトランプ氏虚言、SNS企業の対策試金石に

 トランプ大統領による早すぎる勝利宣言や、票を盗むもうとする陰謀があるとの主張についてどのように対応するかは、選挙関連でプラットフォームが悪用されることを防ぐと約束したソーシャルメディア(SNS)企業にとって大きな試金石となっている。

 オンライン上の政治的主張を研究する専門家は、トランプ氏が3日から4日にかけて発表した声明やインターネット上の投稿は、選挙を盗もうとしているという主張を拡散させ、暴力を促したと指摘する。


09:46JST

ネバダ州の2大郡、5日朝まで追加開票結果を発表せず

 ネバダ州のクラーク郡とワショー郡の選挙管理当局は4日、5日朝まで追加開票結果は発表しないと明らかにした。

 同州の州務長官室は当初、5日まで追加開票結果の発表はないとしていたが、これを撤回。4日午後にも最新結果を発表する可能性があると述べていた。

 だが、ネバダ州で規模の大きいクラーク郡とワショー郡が追加開票結果の発表を先送りしたため、4日に最新結果を発表する可能性があるのは両郡より規模の小さい郡だけとなる。

09:18JST

バイデン氏のチーム、政権移行計画進める

 米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン氏の政権移行チームは、選挙結果の行方が不透明な中、政権を握った場合に向けた計画を推し進めている。関係筋が明らかにした。

 同筋によると、政権移行チームはバイデン氏の政策課題の遂行を担う政策専門家のグループで、政府全体のさまざまな仕事を担当する。選挙の勝利宣言後、直ちに政府機関にスタッフを送り込む準備を進めているという。

 バイデン氏の大統領就任を想定して同氏の側近が準備をしようとしてもトランプ政権が協力しない場合に備え、政権移行チームは何カ月も前から計画を立てていた。トランプ政権が、バイデン氏の政策目標立案に着手するための重要な情報を共有せず、資金を提供せず、政府機関へのスタッフ立ち入りを認めない場合に備え、政権移行チームは代替案を用意していたという。

09:14JST

【速報】トランプ陣営、ジョージア州の不在者投票の扱いめぐり提訴

 トランプ陣営が米ジョージア州での不在者投票の扱いを巡り訴訟を起こした。AP通信が報じた。大統領選の激戦州でトランプ陣営が訴訟を起こすのは3州目。

 トランプ陣営のジャスティン・クラーク選対副部長は、「自由で公正な選挙を保証するため合法的かつ有効な票のみが集計されるよう、トランプ大統領とジョージア州共和党は訴訟を起こし、合法的に投じられた票と遅れて投じられたすべての票を分けることをジョージア州のすべての郡に義務付けるよう求めている」とした。

 また「法廷がこの件を速やかに解決し、トランプ氏が再びジョージア州で勝利することを期待している」とも語った。

[訂正]第1段落の「集計作業停止を求め」を「不在者投票の扱いを巡り」に訂正します。

9:09JST

ジョージア州、投票の集計作業は5日朝まで続く可能性も

 ジョージア州のブラッド・ラフェンスパーガー州務長官は4日、同州の投票の集計は夜まで続く見込みで、5日朝までずれ込む可能性もあると述べた。

 ラフェンスパーガー氏は発表文で、現地時間4日午後4時15分時点で約18万5000票が未集計だと明らかにした。

 また、厳しいセキュリティー指針が導入されており、住民はどの郡でも集計プロセスを見学することができると述べた。

08:27JST

トランプ陣営、ペン州での勝利を宣言 集計巡り訴訟も視野に

 米ペンシルベニア州では集計作業が当面続く見通しで、AP通信もまだ結果を報じていないが、トランプ陣営は同州での勝利をすでに宣言した。また、集計作業を一時的に停止するよう訴訟を起こす意向を示している。

 トランプ陣営のビル・ステピエン選対本部長は記者らとの電話会談で、陣営がペンシルベニア州の情勢を分析したところ、トランプ氏は残りの未集計票のうち十分な票数を獲得して州で勝利を収めると述べた。

 同氏は「ペンシルベニア州での勝利を宣言する。これは直感や感情ではなく、数字に基づくものだ」とした。

 またトランプ陣営の選対副本部長を務める上級(法律)顧問、ジャスティン・クラーク氏は、「民主党の選挙管理当局者らが共和党の選挙監視人から集計数や投票処理を隠蔽(いんぺい)しないよう、訴訟を起こす」と述べている上、透明性が維持されすべての集計が合法的なものであることが確認できるまで、一時的に集計作業を停止するよう求めていくとしている。

 AP通信は民主党候補のジョー・バイデン氏がアリゾナ州で勝利したと報じたが、トランプ陣営は同州でも勝てる自信があると主張し続けている。

8:18JST

ノースカロライナ州、13日まで集計大きく動かず

 米ノースカロライナ州の選挙管理当局は4日、同州の集計結果が大きく動くことは13日までないだろうと述べた。ノースカロライナ州では大統領選や上院選で勝敗が確定しない接戦のレースが複数ある。

 ノースカロライナ州選挙管理委員会のエグゼクティブ・ディレクター、カレン・ブリソン・ベル氏によれば、不在者投票用紙を申請しながら投票していない有権者の数は約11万7000人。これは不在者投票用紙を申請しながら3日に投票所で投票した人は含まれていない。

 不在者投票は3日の消印があり、なおかつ12日までに郵送されれば集計に加えられることになる。

 また誤った投票所を訪れたり、選挙管理委員会に引っ越したことを伝えなかったため住所について混乱が生じたりした場合に、暫定票となったものも数千に上るという。

 ベル氏は州法に基づき、郡の選挙管理委員会が未集計の不在者投票に関する作業を13日まで開始しないケースが多いとし、それまで「わずかな例外を除き、ノースカロライナ州の数字が動くことはない」と述べた。

 州選挙管理委員会の非公式な結果によれば、これまでに投じられた票数は550万票で、ドナルド・トランプ大統領が7万6700票ほどリード。この情勢を変えるほどの数の未集計票があるかは明らかになっていない。

【速報】ミシガン州、バイデン氏が勝利=AP通信

06:09JST 

トランプ陣営、ミシガン州の集計差し止め請求

 米大統領選でドナルド・トランプ陣営は4日、ミシガン州の票集計差し止めを求めて同州請求裁判所に訴訟を提起したことを明らかにした。陣営は「多くの集計所で開票と集計プロセスを監視するための有意なアクセスを提供されていない」と主張している。トランプ陣営の選挙対策本部長、ビル・ステピエン氏は声明で、既に開票・集計済み分についても見直しを求めていると述べた。

 最新の集計では、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領がリードを広げており、ミシガン州務長官はこれより先、州全体で約10万票が未集計だと明らかにしていた。

 州務長官室の報道官は今のところコメント要請に応じていない。

04:52 JST

バイデン氏、ウィスコンシン州制す

 米大統領選で民主党候補ジョー・バイデン前副大統領がウィスコンシン州を制することが確実になった。AP通信が伝えた。4年前には同州の選挙人団がドナルド・トランプ大統領の勝利を後押しした。ウィスコンシン州の選挙人は10人。

 バイデン氏はウィスコンシン州に加え、アリゾナ州の選挙人11人を獲得したことから、ミシガン州かジョージア州を制すれば勝利に必要な270人の選挙人を獲得できる可能性がある。AP通信はまだどちらの州の開票結果も報じていない。

 トランプ陣営はウィスコンシン州の再集計を求めるとしている。得票差が1%未満であれば同州は再集計を実施する。

04:45 JST

上院選は共和党が僅差でリード、6州の結果待ち

 米連邦上院選の行方はメイン州やジョージア州など6州の開票結果に掛かっているが、各州の投票制度の複雑なため、集計作業が遅くなっている。

 4日朝までに民主党は差し引き1議席伸ばした。民主党が上院の過半数を握るには、従来に比べさらに4議席、もしくはジョー・バイデン候補が大統領に当選した場合には3議席を積み増す必要がある。

 コロラド州では民主党のジョン・ヒッケンルーパー前州知事が共和党現職のコーリー・ガードナー上院議員を破り、アリゾナ州では元宇宙飛行士の民主党候補マーク・ケリー氏が共和党のマーサ・マクサリー上院議員から議席を奪った。一方、オーバーン大学のアメフトコーチで共和党のトミー・タバービル氏はアラバマ州で民主党現職のダグ・ジョーンズ上院議員を破り、共和党が失った議席を埋め合わせた。

 開票結果が発表されていないのはメイン、ノースカロライナ、アラスカ、ミシガン、ジョージアの5州。ジョージア州では2議席が争われていることから特に注目が集まっている。このうち複数の州で共和党が優位に立っている。

 AP通信によると、メイン州は4日午前の段階で選挙区の10%弱が未開票となっている。同州の州務長官によると、当局は暫定結果を出すまで2日あり、集計完了前の見直しを望む担当もいると述べた。未開票となっているのは郊外地区の票で、専門家によると共和党のスーザン・コリンズ上院議員が民主党候補サラ・ギデオン氏を僅差でリードしている。


04:27 JST

激戦州なお予断許さず、トランプ氏は法廷闘争の構えも

 米大統領選は投票日から一夜明けた4日、一握りの激戦州で集計がなお続いており、決着までには時間を要することが濃厚な情勢となっている。

 ドナルド・トランプ米大統領は自身の思い通りの結果にならない場合には法廷闘争に持ち込む構えをみせている一方、民主党のジョー・バイデン候補はすべての票を集計するよう求めている。

 激戦州でまだ決着がついていないのは、前回トランプ氏が勝利していたミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの3州と、ノースカロライナ、ジョージア、ネバダの各州。

 バイデン氏が当選するシナリオの1つとしては、ネバダを制した場合、ジョージア、ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア州のうち2つを押さえれば270人を確保できる。トランプ氏にとっては、選挙人20人を抱えるペンシルベニア州を制するかどうかにほぼかかっている。


03:14JST

トランプ陣営、ウィスコンシン州の再集計を要求へ

 トランプ陣営は4日、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領がわずかにリードしているウィスコンシン州について、票の再集計を要求する考えを表明した。

03:10 JST

米ジョージア州、4日中の開票結果発表に期待

 米ジョージア州のブラッド・ラフェンスパーガー州務長官は、同州の米大統領選の開票結果を4日中に公表できると期待していると述べた。

 同氏は、現時点で未集計の不在者投票が約20万票あるほか、未集計の期日前投票は約4万~5万票あると明らかにした。

 このうち、5万2000~5万4000票がデカルブ郡、11万7000票がフルトン郡、約7000票がフォーサイス郡の票だという。

 同州では現時点で、ドナルド・トランプ大統領がジョー・バイデン候補を約10万票リードしている。未集計の票の多くは、バイデン氏がリードしている地区からのものだ。バイデン氏はフルトン郡で71.8%対27%、デカルブ郡では83%対15.9%でトランプ氏をリード。一方、フォーサイス郡ではトランプ氏が67.1%対31.4%でリードしている。

03:03 JST

トランプ陣営、法廷闘争に備え資金集め 激戦州の開票巡り

 ドナルド・トランプ米大統領の選挙陣営は、激戦州の開票結果を巡る法廷闘争の可能性に備え、資金集めに動いている。

 同陣営は4日米東部時間午前4時20分に配信した一斉メールで、「民主党は選挙を盗み取ろうとするだろう!トランプ大統領はあなたが立ち上がり、(選挙)結果を守ることを必要としている」と訴えた。

 マイク・ペンス副大統領も支援を呼びかけた。同氏の名前で配信されたメールは「左派はこの選挙を無効にしたがっており、あなたの反撃が必要だ!」と記した。

 トランプ陣営は、こうしたメールを通じた資金調達額に関する質問には今のところ返答していない。

 民主党が選挙を盗もうとしている証拠はない。

01:31 JST

バイデン陣営、複数の激戦州で勝利見込む

 米大統領選で民主党バイデン陣営の選挙対策本部長を務めるジェン・ディロン氏は4日午前、ジョー・バイデン前副大統領が「この選挙で勝ち、次期大統領になる」と強気のコメントを出した。

 ディロン氏は記者会見で、バイデン氏が現職のドナルド・トランプ氏に対する「勝利への道筋は明確だ」とし、全ての票を集計する必要があると強調した。

 さらに「(バイデン前)副大統領は全ての票の集計を目指して争う。未開票分には副大統領の支持票もドナルド・トランプ氏の支持票もあるが、副大統領は残らず集計するべきだと考えている」と語った。

 また、バイデン陣営は僅差でリードを保っている「ウィスコンシン州で既に勝利した」と考えているとし、ネバダ州でも勝つとの見方を示した。

 ミシガン州ではカラマズー地区とデトロイト地区の未開票の20万票がバイデン氏のリードの構築に寄与するとし、「同州でもバイデン陣営が勝つと予想している」と語った。

 ペンシルベニア州についてもバイデン氏勝利を見込んでいるとし、集計が5日午後には完了しうるとの見方を示した。

 そのほか激戦州として注目されるジョージア州はいまだに五分五分で、ノースカロライナ州は「恐らくトランプ氏に傾いているが、最後まで予断を許さない」とした。

01:02 JST

ペンシルベニア州、共和党が一部の郵便投票巡り提訴

 【フィラデルフィア】米ペンシルベニア州の共和党関係者は4日、フィラデルフィア郊外モンゴメリー郡の郵便投票の一部について、有効票として集計することを阻止するよう裁判所に求める方針だ。

 ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する激戦州の1つ。AP通信によると、開票率75%の時点で、ドナルド・トランプ米大統領の得票率が55.7%と、民主党のジョー・バイデン候補の43.1%を上回っている。

 だが、郵便投票の集計が進むにつれ、両氏の差は縮まるとみられている。郵便投票を申請した有権者は圧倒的に民主党支持者が多いためだ。

 同州の共和党関係者は3日、モンゴメリー郡の選管当局者が投票日前に到着した郵便投票について、違法に仕分け作業を行い、約1200票の記載に問題があることを特定したとして、連邦裁判所に訴えを起こしていた。

 同郡の報道官は、選管当局者はこの手続きは選挙関連法で認められている適切なものだと考えていると説明。同郡が連絡を取った49人の有権者が記載の誤りを修正したと述べた。同郡は裁判所の判断が下されるまで、修正された投票用紙は別途、保管しておくとしている。


0:14 JST

決着つかぬ戦い 有権者に広がる不安、そして恐怖心

 米大統領選は明確な勝者が決まらぬまま、3日の投票日から集計作業が翌日以降にずれこんだ。政治的に分断された両党をそれぞれ支持する有権者の心には、不透明感――そして恐怖心――が忍び込んでいる。

 民主党候補のジョー・バイデン前副大統領に投票したウェストバージニア州のジャンネ・ピータースさん(59)は、夜が更けるにつれて、既に奇妙だった選挙シーズンがさらに曲折する様子が明らかになったと語る。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に郵便投票が歴史的な数に上ったことから集計結果の発表は遅れ、複数の激戦州で勝敗が見通せないままだ。

 ミシガン州やペンシルベニア州、ウィスコンシン州などで集計が続く中、全米の国民が固唾(かたず)をのんで開票状況を見つめている。

21:17 JST

ネバダ州、追加の開票結果発表は5日に持ち越しへ

 米ネバダ州の選挙管理当局は現地時間4日早朝、5日までこれ以上の開票結果の発表は行わないと明らかにした。同州ではこれまで民主党のジョー・バイデン前副大統領が共和党現職のドナルド・トランプ大統領よりわずかに優勢となっているが、相当数の票について結果がまだ明らかになっていない。

 選管当局によると、投票所での期日前投票、投票所での投票日当日(3日)の投票、2日までに届いた郵便投票は全て集計が終わっている。残るは3日に届いた郵便投票、向こう1週間に届く予定の郵便投票、暫定票だという。

 選管当局はツイッターで「ネバダ州では全有権者に郵便投票用紙が送られており、残りの票の推計は難しい。当然ながら全有権者が投票するわけではない」とコメントした。

18:42JST

トランプ氏「選挙盗もうとしている」と民主党を非難

 米大統領選挙の開票が続く中、ドナルド・トランプ大統領は東部時間午前2時21分(日本時間午後4時21分)にホワイトハウスのイーストルームに入り、集まった100人を超える支持者らを前に演説した。

 大統領は勝利に自信を見せる一方で、展開に不満も示した。民主党候補のジョー・バイデン氏との争いは世論調査の予想よりも接戦となっているが、トランプ大統領が4年前に勝利を収めた激戦州の1つであるアリゾナ州でバイデン氏の勝利が伝えられるなど、時間の経過とともにバイデン氏が一定の勢いを示しつつある。

 トランプ大統領は演説で、「われわれはすべてに勝っていたが、突然止まってしまった」と述べ、大勢が判明しない状況で一方的に事実上の勝利宣言を行った。

 また、AP通信が勝利を伝えていないジョージア州についても、共和党の票を民主党が「奪おうとしている」と非難し、勝利宣言を行った。同州の開票率は93%でトランプ大統領がわずかにリードしているとみられる。

 大統領はポケットから紙を取り出し、「民主党は勝利できないと分かっていた」と述べた上で根拠を示すことなく、「米国民に対する詐欺だ。国の恥だ」と主張し、選挙結果について連邦最高裁判所で争う構えも見せた。

 大統領は数カ月前から、選挙結果が自身の思い通りではなかった場合、民主党に投票した有権者を不正行為で告発する意向を示していた。

 東部時間午前2時32分に、大統領は支持者に向かってこぶしを突き上げながら壇上を後にした。

18:05JST

米大統領選、分断の深化が浮き彫りに

 大統領選の明らかな結果は11月3日深夜になっても判明していない。だがこれだけは明確になった。1年に及ぶ激しい論争や国民の内省を経て、またカタルシス効果のある大統領選の結果として、米国の政治状況が大きく違って見えるのではないかという考えは消えうせたようだ。

 それどころか、ここ数年顕在化した亀裂がまだ存在し、一部ではさらに拡大したように思われた。


17:54JST

激戦州の一部、集計4日にずれ込む見通し

 米大統領選の鍵を握るペンシルベニアやミシガンなどの州の選挙管理当局者は以前から、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた郵便投票の急増により、票の集計に例年よりも時間がかかるとの見方を示していた。事態は現在その通りとなっており、共和党のドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン候補のどちらが勝利するかは答えが出ないままとなっている。

 ペンシルベニアでは、州と各自治体の当局者が結果判明に数日かかる可能性があると述べた。民主党の地盤であるフィラデルフィアでは、午後9時頃の時点で35万を超える郵便投票のうち約7万5000票の集計を終えた。郵便投票の集計作業はフィラデルフィアのペンシルベニア・コンベンション・センターで夜通し続く見通しだ。

 ウィスコンシン州の選挙管理当局者は、州の非公式な結果が全て報告されるのは4日になる公算が大きいと述べた。ミシガンでは、ジョセリン・ベンソン州務長官が、非公式な結果の判明は4日になるとの見通しを示した。

 これら3州では、州の集票規則により郵便投票の集計を選挙日前に始めることができなかった。

 ジョージアでは、州で最も人口の多い郡であるフルトンに注目が集まっている。同郡では3日、集計処理を行う施設で水道管が破裂し、集計に遅れが生じている。郡の選挙当局によると、投票用紙や機器に被害は及んでいない。当局は4日午前1時前後、不在者投票の集計にほぼ1日要する可能性が高いと述べた。


【速報】アリゾナ州、バイデン氏が勝利=AP通信

16:19JST

フェイスブック、州単位に限り集計前の勝利宣言容認

 米フェイスブックは3日、大統領選の激戦州で集計が終わる前にドナルド・トランプ大統領などがサイト上で特定候補の勝利宣言を行っても警告は出さないと述べた。

 フェイスブックはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対する声明で、同社のサイトでは時期尚早な勝利宣言を現行規定で禁じているが、これは大統領選全体の結果に適用されるものであって、個別の州は対象外だと説明した。


【速報】バイデン氏、ネブラスカ州で選挙人1人獲得=AP通信

15:44JST

テキサス州もトランプ氏が勝利

 トランプ大統領がテキサス州で勝利することが確実となった。AP通信が伝えた。選挙人は38人。同州は長年、共和党候補が勝利してきたが、今回は世論調査で予想外に拮抗(きっこう)していた。

 推定開票率約81%の段階での得票率は、トランプ氏が52%、バイデン氏は46%。

 2016年の大統領選では、トランプ氏が9ポイントの差を付けて同州を制していた。


15:36JST

バイデン氏「勝利に向かっている」、トランプ氏「大きくリード」

 米民主党大統領候補のジョー・バイデン氏はデラウェア州ウィルミントンで支持者に対して演説し、「現状に非常に満足している」とし、「われわれはこの選挙で勝利に向かっていると確信している」と述べた。

 選挙結果が判明するまでに時間がかかることは想定されていたことだとし、「全ての票が数えられるまでは終わらない」とし、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの各州で勝利する可能性に自信を示した。ジョージア州についても「ゲームはまだ続いてる」と語った。

 一方トランプ氏はツイッターで、自身が「大きくリードしている」と主張。また、この後に声明を発表する考えも明らかにした。

【速報】ミネソタ州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】テキサス州、トランプ氏が勝利=AP通信


15:04JST

トランプ氏、激戦州フロリダを制す

 米大統領選で、ドナルド・トランプ大統領がフロリダ州での勝利を確実にした。AP通信が伝えた。選挙人は29人。

 同州では、トランプ氏が16年大統領選で1ポイント超の差で勝利していた。

 トランプ氏は大統領選当日までの3週間でフロリダ州を6回程度訪問。バイデン氏も少なくとも3回訪れていた。投票日前の世論調査では、バイデン氏の支持率がトランプ氏を数ポイント上回っていた。


14:45JST

バイデン氏、希望はアリゾナ州に

 米大統領選の開票速報によると、ジョー・バイデン民主党候補にとってアリゾナ州の重要性が増している。バイデン氏は同州で今のところ大幅にリードしている。

 開票率70%とみられる段階で、バイデン氏は9ポイント余りリード。ただ開票速報には同氏支持が優勢とされる郵便投票の結果も含まれていることを考慮すると、その差は今後縮小することが予想される。

 バイデン氏はオハイオとフロリダ両州でドナルド・トランプ大統領に敗北しており、ノースカロライナでも後れをとっている。

 バイデン氏がこの3州をすべて落とした場合、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州の行方に大きく左右されることになる。選挙人数が11人のアリゾナを制すれば、接戦とみられるペンシルベニア州で負けても大統領選に勝利できる可能性がある。

 無党派のクック・ポリティカル・リポートは、アリゾナ州が民主寄りに傾いていると評価。同州は1996年以降、民主党の大統領候補を選んでいない。2016年の選挙では、トランプ氏が3ポイント余り差をつけて同州で勝利した。

【速報】フロリダ州、トランプ氏が勝利=AP通信

【速報】アイオワ州、トランプ氏が勝利=AP通信

【速報】オハイオ州とモンタナ州、トランプ氏が勝利=AP通信


13:56JST

接戦のフロリダ州、勝者まだ分からず=AP通信

 米大統領選の開票が進むフロリダ州では、ドナルド・トランプ大統領と民主党候補ジョー・バイデン氏の得票率が拮抗(きっこう)しているため、どちらが勝利するかはまだ分からないとAP通信が伝えた。

 州最大の郡であるマイアミ・デイド郡など同州南部での開票作業を待っている状況だとした。


【速報】ミネソタ州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】ハワイ州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】ユタ州、トランプ氏が勝利=AP通信


13:22JST

米民主党、下院過半数を維持する見通し

【ワシントン】米大統領選と同時に実施されている連邦議会選は3日投開票され、下院は民主党が引き続き過半数を握る見通しとなっている。

 ただ、無党派の選挙戦ウォッチャーによると、3日夜に最終的な結果は判明しない見込み。民主・共和両党は、新型コロナウイルス流行に伴う大量の郵便投票を受け、最終的な議席差が明らかとなるまで数日あるいは数週間かかるとみられる。

 民主党は3日夜、ドナルド・トランプ大統領が2016年の選挙で勝利した地区から票を奪えるか結果を見守っている。一方、共和党は郊外の票を死守することを願っている。最新の情報によると、共和党が獲得するとみられていた議席のいくつかで、予想通り同党の新人女性が当選した。

 ナンシー・ペロシ下院議長(民主、カリフォルニア州)は民主党が下院で過半数を維持すると予想。民主党がホワイトハウスと上院の支配も握れば、ペロシ氏はヘルスケアや移民、選挙資金の改革に着手する構えだ。

 「下院民主党は過半数をさらに拡大しようとしている。史上最大の過半数となり、最も多様かつダイナミックで、女性が率いるものになる」。同氏は3日、記者団にこう述べた。

【速報】カリフォルニア州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】オレゴン・ワシントン州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】アイダホ州、トランプ氏が勝利=AP通信


12:50JST

米共和党のリンゼー・グラム上院議員、激戦制して4選

 激戦となった米サウスカロライナ州の連邦上院選は、現職のリンゼー・グラム氏(共和)が勝利した。同州史上最大の資金が投じられた今回の選挙で、豊富な資金力を持つジェイミー・ハリソン氏(民主)を破り4選を決めた。

 グラム氏は選挙戦の大半で守勢に回っていた。ハリソン氏は10月半ばまでに約1億0900万ドル(約115億円)の資金を集めていたが、グラム氏は約7000万ドルにとどまり、早い段階で資金を使い果たしていた。
サウスカロライナ州の連邦上院選は現職のリンゼー・グラム氏(写真)が勝利
Photo: Michael Ciaglo/Getty Images

12:37JST

【速報】ミズーリ州、トランプ氏が勝利=AP通信

12:14JST

トランプ氏と距離置く共和党議員2人が再選

 共和党に所属しながらドナルド・トランプ米大統領に批判的なことで知られるベン・サッセ上院議員(ネブラスカ州)が大差で再選を果たした。AP通信が伝えた。

 サッセ氏は、党や大統領から独立した立場にあることを強調したテレビ広告を放映していた。

 一方、ワイオミング州でもリズ・チェイニー下院議員(共和)が再選したとAP通信は伝えている。チェイニー氏は新型コロナウイルス対策などでトランプ氏と異なる見解を示し、距離を置いていた。

 ディック・チェイニー元副大統領の娘であるチェイニー氏は、党内指導部で頭角を現している。

【速報】カンザス州、トランプ氏が勝利=AP通信

11:55JST

ジョージア州の集計遅れる可能性、パイプ破裂で

 米ジョージア州フルトン郡の選挙管理当局は3日、アトランタにあるステート・ファーム・アリーナでパイプが破裂し、不在者投票の集計に4時間の遅れが生じたと明らかにした。この影響で選挙結果の公表が遅れる可能性もあるという。

 ジョージア州は大統領選でカギを握る州の一つで、フルトン郡は州内で最多の人口を誇る。

 当局によると、パイプ破裂によって投票用紙や機械に被害は出ていない。

 ジョージア州の州務長官室はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、この遅れによって3日夜の結果に大きな影響が生じることはないと述べた。

 一方、フルトン郡の選挙管理委員会のメンバーであるマーク・ウィンゲート氏は「候補者からしてみれば、6日まで何も分からない状況が続くかもしれない」とした。

【速報】コロラド州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】コロンビア特別区、バイデン氏が勝利=AP通信


11:30JST

ホワイトハウス、大統領選当日のパーティーに200人を招待

 米ホワイトハウスは大統領選投開票日の3日夜、イーストルームなどに約200人を招いてパーティーを開く見通しだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 ドナルド・トランプ大統領も顔を出すとみられるが、この判断は最終的なものではなく、開催時間も定かでないという。

 トランプ氏のアドバイザーらは当初、首都ワシントンにある同氏所有ホテルでのイベント開催を検討していた。また、ホワイトハウスへの招待客も200人を上回る見通しだったが、規模が縮小されたという。

 パーティーの出席者は新型コロナウイルス検査を受ける予定。

 トランプ陣営はコメント要請に応じなかった。

11:25JST

米上院選、接戦州で決着の見通し立たず サウスカロライナ州など

 米上院選で注目される幾つかの州の投票結果を巡り、現時点では決着の見通しが立たない状況が続いている。

 再選を狙うリンゼー・グラム議員(共和、サウスカロライナ州)やジョージア州の2議席に加え、ゲーリー・ピーターズ議員(民主、ミシガン州)などが接戦を繰り広げており、共和党が民主党から議席を奪還する可能性が最も高いとされるアラバマ州上院選も先行きが不透明となっている。

 一方、ケンタッキー州では民主党候補が多額の献金を受けたものの、ミッチ・マコネル上院院内総務(共和)が再選を果たした。

11:09JST

米共和党幹部のマコネル氏が再選、連邦上院選

 米共和党上院院内総務のミッチ・マコネル氏がケンタッキー州の連邦上院選で民主党候補のエイミー・マグラス氏を破り、再選を果たした。AP通信が伝えた。
選挙戦最後のイベントで演説するマコネル米共和党上院院内総務(2日)

【速報】ルイジアナ州とサウスダコタ州、トランプ氏が勝利=AP通信

【速報】ニューメキシコ州とニューヨーク州、バイデン氏が勝利=AP通信

【速報】ノースダコタ・ネブラスカ・ワイオミング州でトランプ氏勝利=AP通信

【速報】インディアナ州、トランプ氏が勝利=AP通信


10:39JST

フロリダ州、両候補の得票率が接戦に

 米大統領選で激戦州となっているフロリダ州の投票は米東部時間3日午後7時30分(日本時間4日午前9時30分)に締め切られた。有権者に対する事前調査が示していたように、ドナルド・トランプ大統領と民主党候補ジョー・バイデン氏の得票率は接戦となっている。

 AP通信によると、推定開票率80%の段階で得票率はバイデン氏が49.9%、トランプ氏が49.3%。

 フロリダ州の選挙人は29人。バイデン氏が同州を制すれば、大統領選勝利に必要な選挙人270人獲得に向け前進することになる。

10:23JST

トランプ氏は南部の数州、バイデン氏は北東部の一部で勝利

 3日に投開票を迎えた米大統領選で、現職のドナルド・トランプ大統領はアラバマ、ケンタッキー、ミシシッピ、オクラホマ、サウルカロライナ、テネシー、ウェストバージニア、アーカンソーの各州で勝利。

 一方、対抗馬の民主党候補、ジョー・-バイデン氏は地元のデラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランド、バーモント、バージニア州を制した。

10:01JST

トランプ陣営「16年の同時期より自信ある」

 ドナルド・トランプ米大統領の選挙対策本部は3日午後、報道陣との電話で自信を示した。

 ジェイソン・ミラー上級顧問は「大統領を含むトランプ陣営は全員、今年の形勢について2016年の同時期より自信がある」と述べた。

 ビル・ステピエン選対本部長は、接戦となっているが、共和党支持者の多数の当日投票が民主党支持者の期日前投票を相殺するだろうと指摘。フロリダ州については「とても感触が良く」、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、アリゾナ州の状況にも満足していると述べた。

09:34JST

バイデン氏勝利なら自己破産法改革か 借り手救済に道

 米大統領選で民主党のジョー・バイデン候補が勝利した場合、自己破産制度を巡り、15年ぶりの抜本改革に道を開く可能性がある。過剰債務を抱える米国民にとって金銭面で重要な支援措置となる。

 バイデン氏は自己破産の申請をしやすくするとともに、申請コストを引き下げることを提案している。その基礎となったのが、ともに民主党の指名候補を争ったエリザベス・ウォーレン上院議員が掲げていた提案で、2005年の破産法改正を撤回する内容だ。当時上院議員を務めていたバイデン氏は同法改正に支持票を投じていた。


09:08JST

米大統領選、両候補がまず1勝

 開票が進む米大統領選で、ドナルド・トランプ大統領がケンタッキー州、民主党候補のジョー・バイデン氏がバーモント州での勝利をそれぞれ確実にした。AP通信が報じた。

 トランプ氏は8人、バイデン氏は3人の選挙人を獲得した。

 両州とも順当な結果となった。バーモント州で共和党候補が最後に勝利したのは1988年。またケンタッキー州で民主党候補が最後に勝利したのは1996年だった。

 ジョージア州やフロリダ州など米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)に投票が終了した州は接戦が続いている。

08:43 JST

有権者が語った投票理由、トランプかバイデンか

 ドナルド・トランプ米大統領とジョー・バイデン前副大統領が争う大統領選で投票する最後のチャンスとなった3日、多くの米国人が投票所へ足を運んでいる。期日前投票は過去最高の水準に達した。

 多くの有権者にとって一番の関心事は新型コロナウイルスの感染拡大だ。米国では23万人以上の死者が出ている。

 「新型コロナは抑制できなくなっている」と語るシドニー・メロチェさん(27)は、フロリダ州セントピーターズバーグでバイデン氏に投票した。フロリダは全国最大の激戦州だが、セントピーターズバーグは中でもすう勢を反映する郡の一つであるピネラス郡に位置する。

08:20 JST

米大統領選への外国からの干渉、比較的少ないが警戒維持=NSA長官


 米国家安全保障局(NSA)長官と米サイバー軍司令官を兼任するポール・ナカソネ氏は、2020年選挙における外国勢力からの干渉について、18年の中間選挙の時よりも少ないようだとしつつも、12月に結果が判明するまで厳戒態勢を取る姿勢を示した。

 ナカソネ氏は3日、記者団に対し、米情報機関がこれまでに確認した懸念につながるような活動は相対的に少ないと述べた。

 ただ向こう数日から数週間の間に、ロシアやイランなどが民主主義プロセスへの信頼を損なうような妨害を試みる機会は十分に残っていると警告。特に大統領選の結果判明まで不透明な期間が長引けばそういう状況になりやすいとした。

07:57JST

米大統領選、ロシアの介入は比較的穏やか

虚偽情報の研究者らによると、米大統領選に不信感を植え付けようとするロシアの介入は、今のところ比較的穏やかなように見えるという。

 情報調査会社グラフィカの調査責任者ベン・ニモ氏によれば、ロシア政府寄りのインターネット・リサーチ・エージェンシーと関係がある組織が、有権者の不正行為やボーター・サプレッション(ライバル陣営の支持者に対する投票妨害)の恐れを増幅させようとしているが、投票日にはほとんど成功していない。「2016年の大統領選との大きな違いは、口コミの拡散が奏功していないように見えることだ」と同氏は語った。

07:50JST

米連邦地裁、郵政公社に郵便投票の発送確認命じる

 米首都ワシントンの連邦地方裁判所は、大統領選の重要州にある12カ所の郵便処理施設に未発送の郵便投票が残っていないか、確認するよう米郵政公社(USPS)命じた。

 連邦地裁のエメット・G・サリバン判事は郵政公社に対し、大統領選当日にアリゾナ、ペンシルべニア、ミシガン、ジョージア、フロリダなど激戦州の郵便処理施設に検査員を派遣するよう命じた。

 検査員は、未処理の郵便投票が残っていないことを確認し、見つけた場合には直ちに発送しなければならない。サリバン判事は、この命令を順守したことを証明するため、米東部時間午後4時30分までに報告するよう指示した。

06:45JST

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)では米大統領選の開票速報に加え、投票日当日のドナルド・トランプ大統領(共和党)、ジョー・バイデン前副大統領(民主党)両候補の反応などを随時お伝えします。

 まずはWSJ日本版の米大統領選特集ページから両候補の戦いぶりを振り返る記事や選挙の仕組みを解説する記事を紹介します。

・米大統領選2020特集

・トランプ氏とバイデン氏の政策比較

・2020年米大統領選、ポイント早わかりガイド

06:36 JST

出張禁止する米企業も、大統領選巡る混乱を警戒

 米企業は大統領選に先立ち、従業員に社内文書やメールを送り、出張を避け、社会不安や混乱が発生する可能性に用心するよう促してきた。

 コンサルティング会社、航空会社、ヘルスケア企業などの経営陣はここ数日、従業員に文書で通達しているが、中には過去の選挙と著しく異なるメッセージもあった。シアトルの建設・エンジニアリング会社マッキンストリーなど複数の企業が出張を禁止し、今週は自宅待機するよう従業員に指示した一方、身の危険を感じた場合に通報できるセキュリティーホットラインの番号を伝えた企業もある。こうした取り組みはビジネス界に漂う不安感を反映している。多くの経営陣は、選挙に絡み広範な抗議活動や暴動が発生すれば事業にどのような影響が出るかを懸念している。
多くの企業幹部はデモ行動や選挙絡みの暴力が発生すれば経営にどのような影響が出るかを懸念している

05:42 JST

米大統領選、これまで大きな混乱なく 妨害への警戒続く

 米大統領選の投票日を迎えた3日、機械の障害から抗議デモ、投票妨害まで、これまでのところ事前に懸念されていたような大きな問題は起きていない。

 オハイオ州など一部の地域では、有権者の身元確認システムなどで不具合が生じたが、当局者は投票日に発生する通常の問題の範囲内だと話している。


04:49 JST

投票に向かうNY市民、選挙後の混乱に備えも

 ニューヨーク市民は3日、大統領選と議会選に票を投じるため投票所へ向かった。既に100万人余りが期日前投票を終えている。

 ブルックリン区のハミルトン高校では朝6時の投票開始から程なく、ぽつりぽつりと有権者が体育館にやってきて票を投じた。行列は見当たらない。

03:32 JST

「勝利」報道早まるな、長丁場に備える米メディア

 米国のテレビ各局は長年、大統領選の夜に備えた報道戦略を磨き上げてきた。ニュースキャスターはそれぞれの陣営が勝利するには何が必要かを分析する。専門家はタッチスクリーンの地図を拡大して得票状況を表示する。勝者が発表されるまでの数時間、誰もが慎重に構える――といった具合だ。

 しかし今年は、全く異なる戦略が必要になった。
トランプ大統領と民主党候補ジョー・バイデン氏の最後の討論会は10月22日に行われた


03:13 JST

米大統領選、投票始まる トランプかバイデンか、有権者の判断は

 【ワシントン】米大統領選は3日、いよいよ投票日当日を迎えた。数千万人の有権者が投票所に足を運ぶとみられており、現職のドナルド・トランプ米大統領か民主党のジョー・バイデン候補か、米国民が次の4年間、国家を率いるリーダーを決める。この他、上下両院の過半数議席を争う議会選、および11の州知事選も同時に行われる。

 有権者にとっては、移民抑制とポピュリスト(大衆迎合主義)的な通商政策を約束するトランプ氏にあと4年託すのか、それとも巨額の財政出動と指導者としてより伝統的な手法を掲げるバイデン氏を新たに選出するのか、決断が問われる。

https://jp.wsj.com/articles/SB12161104458959944777704587073471469840772


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